2018年6月10日日曜日

ラメラでフィルムスキャン、試運転

いよいよビネガーシンドロームが他人事では無くなってきました。
先般、国鉄80系電車の本製作時に画像を選ぶ折、1977年のネオパンに兆候が出ているのを発見しました。
現時点では酢酸臭とネガが30度ぐらいのカール状態です。
ひとまず諸先輩のアドバイスのように怪しいフィルムを隔離しましたが、早急にスキャンをする必要がありそうです。
しかしながら、フラットヘッドスキャナでは物凄く時間がかかるし悩ましいです。

そんな話をしていたら、友人からニコンのスライドコピーアダプター・ES-1をマクロレンズと組み合わせれば簡単にスキャンができるとの情報を得て、試してみることにしました。

NikonES-1装着

これが装着状態です。
当初はスライドコピーアダプターとマクロレンズだけでOKだろうということで、購入をしました。
そこから数か月、バタついて袋も開けていませんでしたが、ようやく落ち着いたので装着したら、ピントが合いません。
どうも合焦距離が不足しているようです。
そこで、改めて相談すると途中にフードを挟まないとダメかもという結論になり、追加購入をしてみました。

こんな状態

これが装着状態です。
EFS60mmにHAKUBAのメタルレンズフード2個を58mm⇒52mmのステップダウンリングをそれぞれ挟むことで約50mmの距離を稼いで、その先にスライドコピーアダプターを装着してこんなに長くなってしまいました。



これでひとまずスキャンしてみます。
マウントとの位置関係とかまだ安定しません。




まずは、リバーサル。
ほぼ問題なさそうです。



横位置のものです。
横位置の左右を見ると、何となくフラットヘッドスキャナよりピンが甘い気がします。

モノクロスキャン


反転してみたら、まあまあ。

モノクロもやってみました。
スキャン後にフォトショップで反転処理をしてみました。
まあまあ使える感じがしますが、もうちょっとお勉強が必要です。
それが納得出来たら、一気にスキャンしようかと思っています。

スリーブ用マウントを自作


この商品はスライドマウント対応ですので、肝心のスリーブのスキャンができません。
そこで、プラ板でスライドマウントスタイルでスリーブが通過できるものを作ってみました。
こちらの使い勝手は上々です。

ただ、ピントの件とかまだ今一つな部分もあり、まだ手探りです。
もしこの方法でスキャンをなさっている方のアドバイスを賜れば幸いです。

2 件のコメント:

  1. モハメイドペーパー2018年6月10日 20:19

     プロ用のフィルムスキャナを使えば話は別ですが、アマチュアがやるならフィルムをマクロレンズで複写する方が速くて確実です。マクロレンズもいろいろあるので、等倍以上の撮影が可能なものがよいと思います。
     私の試行錯誤の結果は、ブログの2017年4・5月にアップしているので、多少は参考になるかと思います。

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  2. モハメイドペーパーさん
    いろいろなサイトを見るとこの方法が良さそうですね。
    フラットヘッドでのスキャンは時間がかかって大変です。
    ブログも参考にさせて頂いております。

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