2017年5月27日土曜日

週末は関西へ その3 ケーブルカーで山越え

関西電車行脚、3回目です。
前座が多く、なかなか本来の目的地に着きません。
今回はケーブルカーで山を越えて京都に入ります。

17.5.19 ケーブル坂本

ケーブル坂本駅に到着です。

17.5.19 ケーブル坂本

駅舎内部の様子がです。
昭和2年の建築で、当時の雰囲気が残った落ち着いた雰囲気です。

17.5.19 ケーブル坂本

車輌のほうはさすがに更新されています。
駅ホームの上屋はなかなかの年代ものです。
坂本ケーブルは日本一の路線延長だそうで、2Kmを超えるそうです。



車内から交換風景を撮ります。
この坂本ケーブルで意外だったのはケーブルカーにつきものの架線が無いことです。
開業時の写真では架線がありますし、駅の部分には架線があり、車輌にもパンタグラフがついていますので、車輛更新に合わせて、駅で充電する方式に変更したのかな?と思いました。
架線の無いケーブルカーはちょっと違和感がありました。
後で調べてみたら、車輛更新時は全線に架線が残っており、2006年に蓄電池化して2007年に架線は撤去されたそうです。これにより視界をさえぎる障害物が減少したほか、倒木などで架線が切れることがなくなり短時間での復旧が可能となった、と書かれていました。
なるほど。

17.5.19 ケーブル延暦寺

延暦寺駅に到着です。
こちらも昭和2年の開業以来の立派な駅舎です。
来た甲斐がありました。

17.5.19 ケーブル延暦寺

駅舎の内部は坂本駅以上に凝っています。
更に二階は展示室と展望室になっており、琵琶湖が見渡せます。

御朱印も・・

その後は一般的観光客です。
初めての延暦寺の山ごと境内のような中をハイキング気分でまわりました。
最近始めた御朱印もしっかり。
見たいお電車が激減した今、新たな楽しみになりそうです。


17.5.19 比叡山山頂

 参拝後はシャトルバスで山頂へ。

今度は下山

今度は八瀬方面に下山します。

17.5.19 比叡山山頂

こちらはまずロープウェイで降りてゆきます。
坂本ケーブルは京阪系の経営ですが、こちらは京福に経営です。
駅施設はかなりお疲れモードで、世界遺産へのアクセスとしてはちょっと悲しい雰囲気でした。

17.5.19 ロープ比叡

ロープ比叡駅に到着です。

17.5.19 ケーブル比叡

ケーブルカーに乗り換えです。
下山するのに階段を上ります。
こちらの駅舎も年代ものですが、表側だけ不細工に化粧をしているので、バラックみたいに見えます。

17.5.19 ケーブル比叡

ケーブルカーに乗ります。
坂本ケーブルは長さ日本一でしたが、こちらのケーブルカーは高低差は561Mあり、ケーブルカーとしては日本最大の高低差だそうです。
ケーブルカーのお顔がどことなく京福顔ですね。

17.5.19 ケーブル八瀬

八瀬駅に到着です。
こちらの駅舎は開業時の雰囲気を残していて、好感が持てます。

17.5.19 八瀬比叡山口

八瀬の駅は相変わらず素晴らしいです。
近年、更にレトロ調に改修されたようです。

17.5.19 八瀬比叡山口

17.5.19 八瀬比叡山口

折角なので新兵器カメラのレトロ調モードで撮ってみました。

17.5.19 神宮丸太町
 夕暮れを迎える頃、京都市内に到着しました。

うどん屋さんで夕食

うどん屋さんで夕食。

本日の宿泊先

本日の宿泊先は京都らしい町屋のお宿。
長い一日が終わりました。

12 件のコメント:

  1. モハ1005-モハ1006-クハ20032017年5月27日 8:48

    パンタグラフがあっても架線が無いのって、違和感のようですが…
    やはり蓄電池なのですね。近年の電池の発展はすごいものです。かつての
    鉛やアルカリ蓄電池では大きさも重量も、そして効率も悪く保守も面倒
    でしたね。最近は非電化区間のローカル線にもどんどん進出のようです。
    確かに架線を張ったり、変電所を造ったり、また架線を保守するのにも
    莫大な費用もかかりますから、これからは電化って言うのももう無いかも
    知れませんね。
    台風などの倒木、架線の張り調整、架線の磨耗による切断などによる復旧も
    たいへんですから、今後は列車密度が少なく、電力回生のできない区間
    でしたら、電池式に置き替わる可能性もありますね。
    そう言えばかつて、まだ電池式なんて考えられなかった時代にも、栗原電鉄が
    ディーゼル化したり、近江鉄道の一部区間がレールバス化された時期も
    ありましたね。
    確かに架線が無いのって、保守の面でもそして景観でも良いでしょうが
    東京の山の手線からもし架線が無くなったら???

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  2. 叡電まで乗ったんカー!
    んでもって元田中のライブハウスはヌルーカー!
    ヒエぃ~~

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  3. フルコースでお楽しみでしたね。やはり金曜早くから乗り込めばよかった!

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  4. モハ1005-モハ1006-クハ2003 さん
    確かに今の技術なら十分可能そうですね。
    特にこのような動いている時間の方が圧倒的に少ないケーブルカーには向いてそうです。
    あと半世紀したら、昔は架線が張られていた時代があったなんて言われるようになるかもですね。

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  5. ガセ犬どの
    元田中でやってたとは!
    ブログ見てビツクリざんした!!

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  6. Cedarさん
    やはり前の日は欲張っちゃいますね。
    欲張りは翌朝も続きます。

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  7. 欲張りは三文の得!?と言いますからね~

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  8. ケーブルカーは普通の鉄道に比べるとマニアックですが、昔『ちいさいケーブルカーのメーベル』というケーブルカーが主人公の乗り物擬人化絵本を図書館で読んだことがあります。
    (作者は『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』など、乗り物絵本に定評があるバージニア・リー・バートン。)

    メーベルはこういった登山用ケーブルカーではなくサンフランシスコの路面電車っぽい車両ですけれど、やはり坂が多いサンフランシスコで勾配区間用に作られたものだそうで、ケーブルカーは坂用の車両なんだなと子供心に思いました。

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  9. 通りすがりの642017年5月28日 7:49

    うどんにごはんに麦?!

    それはさて置き。。ケーブルカーって自走してないのに、パンタ上げて走ってるとそれっぽく見えますよね。
    若い子に「ケーブルカーは登るのと降りるのとどっちが速いと思う?」と聞くと
    「普通に考えれば降りる方に決まってるから、裏をかいて登りぃ~♪」・・なんて楽しい答えが返ってきますよ。

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  10. 福フチさん
    そうですね、三文以上得した気がします(笑)。

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  11. レサレサさん
    ケーブルカーというとどうも遊戯施設みたいなイメージがあるのですが、色々と面白い発見のある鉄道ですね。

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  12. 通りすがりの64さん
    タンパク質の多そうな食生活であります。
    パンタが付いているから、電車だと思っている人もおおそうですね。
    見た目も乗った感じも確かに下りの方が早そうですね(笑)。

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