2014年10月20日月曜日

近江鉄道に残っていた国鉄クモニ13

近江鉄道では一時期旧形国電の解体作業を請け負っていた時期がありました。
私鉄が解体作業を請け負ったのは過去にも上武鉄道が165系の解体をしたことがありましたが、近江鉄道のそれは目的が違っていたようです。
その目的は部品取りにあったようでした。
多くの車両はその後予定通り解体されたようですが、一両だけ長く残っていた車両がありました。
それがクモニ13001号車でした。

クモニ13001 79.3.14 彦根

クモニ13001号車の正面。
木造車からの鋼体化で生まれた電車で、一両だけのスタイルの電車でした。


クモニ13001 79.3.14 彦根

クモニ13空気側の姿です。
床下機器は機器流用を証明するようにほぼすっからかんです。

クモニ13001 79.3.14 彦根

この車両には木造車時代からのトラス棒が床下に残っていました。
危機が撤去されたので、その姿がよく見えます。

クモニ13001 82.9.2 彦根

こちらは上の写真から3年後の姿です。
場所をわざわざ動かしながらもしぶとく健在でした。
こちらは電気側ですが、床下機器は何もありません。


クモニ13001 79.3.14 彦根

車内の様子です。
荷物車の特性を生かして?部品置き場になっていたようです。

クモニ13001 82.9.2 彦根
こちらが床下の様子です。

2 件のコメント:

  1. 台車もころ軸受けになっているということは、ありあわせのものをはいておりますね。

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  2. なにわさん
    ご指摘のように台車も本来のものではないですね。
    でもオリジナルが平軸受なので、逆にレベルアップ?
    それ以外の理由がきっとあるのでしょうね。

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