2014年7月21日月曜日

大糸線のスカイブルーの電車 その1

3連休の大糸線再訪時に沿線風景が予想以上に変わっていて、場所探しに難儀したお話をしました。
そこで、スカイブルーの電車が走っていた頃の沿線風景をご紹介したいと思います。

クハ68017 81.4.11 北細野ー安曇追分

今回狙っていた場所の一つがここでした。
アルプスの山々を背景にした田園風景は安曇野らしい風景です。
ここは残念ながら道路ができたり家屋が迫ったりで全然昔のようには撮れそうもありませんでした。

クモユニ81003 81.4.11 信濃松川ー細野

このような開けた場所は結構あったはずなのですが・・・
見つかりませんでした。
電車はご存知、海坊主です。

クハ55432 81.4.11 北細野ー細野


早春のアルプスを背景にした旧型国電は絵になった気がします。
編成も今より長かったですね。

クハ55433 81.4.11 北細野ー細野


安曇野らしい風景をゆく電車は見飽きませんでした。
この先頭のクハ55はサハ57改造車で、何とも安普請な改造で生まれたクハです。
大糸線では多く見られました。

クハ55041 81.4.10 柏矢町ー豊科

こちらは珍しい試運転列車です。
営業運転では2M1Tの3連は見たことがありませんでした。

クハ68017 81.4.10 柏矢町ー豊科

この場所は殆んど変わらない佇まいをしていましたが、振り向いた反対側は・・・
ぐちゃぐちゃになっていました。

クハ55433 81.4.11 海ノ口ー簗場

信濃大町以遠は風景がガラッと変わって山が迫ってきます。
それに合わせて列車本数がガクッと減るので、あまり多くは撮っていません。
この辺りまで来るとまだ雪が残っていました。


クモハ60082 81.4.11 南小谷

最後は電化区間の終点、南小谷です。
南小谷は山のような雪が残っており、まだ冬の風景でした。


6 件のコメント:

  1. 大糸線のスカイブルーは良いです!!やっぱ海坊主も出てきましたね。
    昔から気になっていたのですが、海坊主の正面の窓の上に白いものが見えます。眠そうな眼といった感じがしますが、あれは日除けの為なんでしょうか。

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  2. maru-ha殿
    海坊主の正面窓の白く見えるのは遮光フィルムです。
    京急の旧型車にも晩年貼られていましたが、この海坊主のはとびきり格好悪かったです。

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  3. 大糸線旧国時代の画像アップありがとうございました。当時を知る地元住民にとって懐かしい思いでいっぱいです。

    ところで海坊主の日除けですが あれは遮光フィルムのような高級なものではなくてただの模造紙だった記憶があります。駅で海坊主を見つけたときはよく運転席まわりを見ていました。

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  4. 追伸

    >営業運転では2M1Tの3連は見たことがありませんでした。

    旧国末期に115系化に備えてホームの停車位置の訓練をしたようです。
    3扉車で編成しているのもその理由ですね。
    CTCの導入予定もあったので長モト区の115系を借りてくればいいのにと思ったんですけどね。

    梓橋駅が妙に広い理由わかりますか?
    後々複線化を想定していた節があります。
    ホーム2本に3線ありましたが、
    梓橋を複線にしたらそのまま本線としてつなげられるようにしてあったようです。 
    結局 列車交換駅にもなれず 貨車や一時期旧国の廃車回送前の留置に使った程度で今では本線のみになってしまいました。

    旧国時代には有人駅もたくさんあって
    映画「鉄道員」そのものの駅長さんもいましたけどね。いまはほとんど無人駅に。そのおかげで未だにSuikaが使えません。

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  5. 匿名さん
    海坊主の日除け、模造紙でしたっけ?
    最初は安普請で後にフィルムになっていた気がしたのですが・・・。
    2M1Tの3連は試運転であったと思っていましたが、そういう習熟運転であったとは知りませんでした。
    自動ブレーキの旧型電車で練習してもあまり意味がない気もしますね。

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  6. chitetsuさん、楽しく拝見させて頂いております。私が大糸線を訪ねたのは昭和54年3月でした。サハ45のシートピッチの広い座席や車窓からの贅沢な眺めも堪能しました。ただ不思議なのはクモハ60やクハ55の先頭車、運転台の連結面部分から次の車両に移ろうと思っても、扉が明らかに開かないように処理(材木で打ちつけ)されてしまっている車両が半数位(イメージとして)居たことです。昭和52年まで乗っていた阪和線のクモハ60やクハ55にはそんな車両が全くいなくて6両編成をずっと端から端まで移動できていたことに慣れていた身には「なんだかなあ~」と強く感じました。

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