残念だった鉄道コレクション京急デハ６００

年末恒例、上大岡のお買い物で勇躍購入した鉄道コレクション京急６００形、前回のレポート（こちら⇒今年最後のお買い物～鉄道コレクション京急６００形）のように残念なお顔で・・・
大好きな電車のひとつ、デハ６００形だっただけに期待が大きかった分、ショックも大きく・・・・
その後やる気を無くしてしまいましたが、気を取り直して一応手を加えましたので結果報告です。

ウキウキ・・・６００形ウレシイ！

こちらは開ける前のウキウキ状態でのショット。

う～む、似てない・・・

開けてガックリ・・・

似ていない～！

絶対に天地寸法がおかしいとしか思えません！
ヘッドライトも宜しくありませんね。
そこで、検証してみました。

図面と比較・青線に注意

先ずは日本の車両スタイルブックで検証。
実車を見ると側窓と正面の窓上縁はほぼ同じ高さに見えます。
なかお・ゆたかさんのこの図面もそのように描かれており、これが『正』位置と思われます。
鉄コレを比較するとご覧のように明らかに正面窓が側窓より高くなっています。
Nでこの寸法差は実車換算１５０mm位違うんじゃないですか？

写真と比較

ほぼ同時代と思われる写真と比較。
やはり正面窓が実車が長方形なのに対し、鉄コレは正方形に近いです。
それに窓の周りにかなりのテーパーがついています。
これも実車のシャープなエッジ感と印象が違います。
多分これらが今回の似てない顔の原因ではないでしょうか？
鉄コレらしくない印象把握・・・残念です。

弄った成果は？

自分なりに弄ってみました結果は・・・
方向幕のシールを貼って、気に入らないヘッドライトに色差しをしたり・・・
他にも小加工をしましたが、所詮こんなもんです。
やっぱ、似てない気がします。

こんなもんでしょうか？

う～む。
前から見ても・・・。
やっぱり、、、、

似ていない！

・・・違う・・・

今年の年末の鉄コレ京急、もし冷房改造６００だったとしたら、型はそのまま？？？
またこのお顔なんでしょうか？？？
だったら、今年の年末は寒い思いしなくても良いかも・・・・。


ということで、模型はとっとと終了。
次は実物編です。

デハ６２１　８１．２．９　　屏風浦

屏風浦を走る下り特急。
６００はやっぱこの精悍な湘南顔ですよね！
鉄コレのお顔と違って格好いいです（あたりまえ）！

デハ６２５　８１．２．９　屏風浦

朝ラッシュ時の６００形運用は新町止まりが基本だったようです。
２扉車のラッシュ時の運用は難しいですね。

デハ６０４　８１．２．９　屏風浦

下りは回送、その後特急で上ってゆく列車もありました。

デハ６２４　８２．３．２６　仲木戸

仲木戸の坂を轟然と駆け登る６００形。
この駅から見る京急電車、好きでした。
１０００形も何度となく撮りました。

デハ６３２　８１．４．１　弘明寺

床下冷房方式のデハ６３２。
この角度から見ると非冷房時代の姿を彷彿とさせます。
逆にパッと見ではデハ４４０形と区別ができません。

　デハ６２５　８２．３．２６　京急富岡

ラッシュ時を終えて本来の快特運用に就く６００形。
パンタの有無によるクーラーの違いで前から見た電車の印象も違って見えます。

デハ６０１　１１．３．８　逗子第一運動公園

オリジナルの姿を残した唯一の現存車、デハ６０１。
見に行った時は、残念ながら状態はかなり悪い様子でした。
今は公園の改修工事で囲われの身になっているらしいですが、改修工事完了時には綺麗な姿になっていると良いのですが・・・。

冬眠中の大きいほう。

大きい方の模型も待機中です。
こちらはいつ出来るやら・・・。