2012年9月21日金曜日

あと一ヶ月で全面高架化 京急蒲田の変遷

近年の首都圏の私鉄各線では線路が高架になったり(⇒西武線に練馬高野台駅が無かった頃)、地下に潜ったり(⇒あと一週間・・京王線調布の平面交差 )と立体化が進んでいますが、ご存知京急の一大事業も佳境を迎えています。
国道一号線の踏切付近を中心にその変遷を振り返ってみたいと思います。

 
京急蒲田駅に貼られたポスターによると全線高架化は10月21日のようです。
と言うことは、あと一ヶ月で国道一号線を堂々と渡る電車の姿は見れなくなります。


デハ441 79.8.10 京急蒲田
蒲田の踏切を渡るデハ440形。
空港まで行けない空港線時代は旧型電車が行ったり来たりの盲腸線でしかありませんでした。

デハ461 81.3.31 京急蒲田
アングルを変えてもう一枚。
踏切警手小屋が奥に見えます。

デハ464 81.3.31 京急蒲田ー糀谷
国道の踏切を渡って、再び複線に戻ったあとの糀谷までの直線区間にて。
基本3両編成しか走っていませんでした。
今の基本8両編成とはえらい違いです。
このあたりは今、上・中・下と三つの高さのレールが走っています。

デハ464 81.3.31 京急蒲田ー糀谷
何ともネムイ写真ですみません・・・

デハ1073 95.10.27 京急蒲田
少し時代を近年に戻して、空港線が現在の天空橋まで伸びてモノレールとの連絡運輸ながら空港直通になってからの蒲田駅のホームの風景です。
デハ1000形の並びも珍しくない頃です。

デハ1325(左)、デハ735(右) 93.12.23 京急蒲田
少し左を向いて本線の上下列車の離合です。
今は無き1000形と700形。
この顔合わせは、ことでんでは今も見れますね。

デハ1375 93.1.17 京急蒲田
デハ1000形本業の地下鉄直通の特急青砥ゆき。

その後の国道を渡る風景の変遷を毎年このすぐそばで開催される鉄道模型ショウ訪問時のスナップ写真で辿りました。


5311-8 06.10.29 京急蒲田
2006年の10月です。
立体工事が始まった頃です。

7264+7265 08.11.2 京急蒲田
二年後の2008年の10月。
この角度から見るとそれほどの進捗を感じません。

9011 08.11.2 京急蒲田
こちらの角度から見ると高架の支柱が出来上がりつつあります。
北総9000形は私の入社年と同じ1984年就役とのこと。ちょっとだけ親しみが湧きます。

3811 11.10.29 京急蒲田
昨年10月。
既に上り線が出来上がっています。

デハ2038 12.9.13 京急蒲田
これが直近の状況です。
上下線ともにここから見た目は既に完成しているみたいに見えます。

デハ1041 12.9.13 京急蒲田
快特が地平線を走るのもあと一ヶ月です。

2 件のコメント:

  1. わたしも羽田への往復の際、まだ残る地上線をなるべく写真に残そうとしてますが、やはり「ついで作業」ではロクなものが撮れません。
    今年の鉄道模型ショウの時はすでに全面高架化されてしまうのでしたっけ?
    こうして2000形なんかが踏切を渡るレアシーンをぜひ私も収めてみたいです!

    返信削除
  2. 分かっていた事とは言え、なかなか記録をしに出かけるのは億劫なことですよね。
    模型ショウには毎年行っていて、毎年撮ろうと心がけていたハズにも拘わらず、写真をひっくり返してみるとちゃんと毎年撮っていない有様で、イマイチ写真の羅列になってしまいました。今年のショウ開催時には走らなくなった地平線しか見れないでしょうね。

    返信削除

コメントはフリーでお受けしています。しかし、個人的なブログですので、リプライ及び不適切と判断したコメントの削除は管理人判断で行ないます。