後年は同じ列車でもヘッドマークなしの普通の快速急行となってしまい、更に近年はこの運用は4000系が専属で運用されていますので、目に見えてわかる通勤車の特別な列車は無くなってしまい、残念です。
さて、1979年当時の急行「奥武蔵」には色々な車両が充当されていました。
理屈から考えると抑速制御のできる101系の充当になる筈ですが、割合柔軟に運用されていた様子で、時には吊り掛け車だけの8連も運用に充当されていました。
休日で電車も余っているはずなのに、どうして古い電車にハイキング客を乗せるのか、個人的には嬉しいものの良くわかりません。
西武線では吊り掛け車は急行等の優等列車にはごく普通に運用されてはいましたが、その当時でもさすがにヘッドマーク付きの特別な列車に運用されるのは珍しかったのではないでしょうか。
そんな中から、何本かの列車を振り返ります。
クモハ514 79.7.1 秋津ー所沢 |
501系がこの運用に充当されているのは何度か見ましたが、写真に収められたのはこの時一回限りになりました。
クモハ507 79.7.1 秋津ー所沢 |
周りの風景はイマイチですが、私にとっては大変貴重な2ショットになりました。
551系 79.10.21 元加治ー仏子 |
551系の急行「奥武蔵」池袋ゆき。
クモハ561 80.3.30 保谷ーひばりが丘 |
クモハ561 80.3.30 保谷ーひばりが丘 |
保谷の大カーブにて551系の快速急行池袋行きです。
長年、ハイキング急行「奥武蔵」は急行扱いでしたが、この年から新設された快速急行に昇格しています。吊り掛け電車の快速急行充当はかなり稀ではなかったかと思います。
クモハ513 80.3.28 仏子ー入間市 |
501系の本線運用はこの月末で引退していますので、恐らく一番最後に入った西武秩父ゆきの列車の一つであると思われます。
501や551のHM付快速急行なんて走っていたんですね!!飯能以東はスピード出さないといけない区間ですが、501や551は加速も悪いので乗務員の苦労がしのばれます。
返信削除貴重な写真をありがとうございました。
maru-haさんはじめまして。
返信削除501や551系のヘッドマーク付きは年々減って、最後の頃はかなり稀になっていたと思います。それでも451系が充当された奥武蔵は自分は見たことがありません。
確かに西武線の吊り掛け車は加速が悪く(西武の運転方法もえいきょうしているかも)、あまりスピードが上がらないうちに隣の駅ということも多かったですね。
吊り掛け車の中でも多少は出力の高い系列を充当してはいたのでしょうね。