先日、とある顧客のリクエストで熊谷まで行くことになりました。
このような時期なので、面談は最小限にして電話やメールでの商談が基本なのですが、そのお客さんは直接打ち合わせたい、でも東京は怖いから行きたくないので来てくれ、というちょっと我儘なリクエストなうえ、内容も人柄もわからない顧客だったので最初から気が進まない話でした。でも仕事なので、そこは割り切っていくしかありません。
どうせ気が向かない仕事なら、とっとと要件すまして秩父鉄道線でも見るぐらいのオマケをつけて、気分を持ち上げることとしました。
21.6.8 豊島園 |
豊島園からは黄色い電車で池袋へ。
ママ鉄が電車撮っていました。
熊谷に到着しました。
この酒屋さんを曲がったところの踏切でちょっとだけ列車を見ようと行ったら、運よく貨物列車がやって来ました。
朝の上りということもあってか、悲しいほど空いていました。
そして特別快速高崎ゆきで一気に熊谷へ向かいます。
熊谷 |
熊谷に到着しました。
あのE233の固いシートではここまででも結構疲れますね。
途中で抜いたEF64形が後を追うように通過。
でも橋上駅のホームで撮ってもロクな写真なんて撮れるわけも無く・・・。
撮影後画像をみたら連結器が双頭式のやつでした。この辺りの機関車は詳しく分からないのですが、これってもしかして『死神』と言われている機関車かなと思い、戻ってきて調べたらやっぱりそうでした。
仕事の待ち合わせまで一時間以上ありました。
まずは跨線橋から秩父鉄道線を覗いてみます。
すると、東武の電車いるではないですか!
それも2両編成で自力走行!
電機牽引の回送列車は見たことがありますが、東武車自力走行は初めて見ました。
あとでわかったのですが、これは東上線の8000系を迎えにゆく伴車だそうで、秩父線で誘導障害を起こすブラシレスMGを搭載せず、秩父ATSを搭載した牽引車専用で使われている編成なのだそうです。
オリジナル車と比べると鼻筋が塗分けられているので西武時代のイメージが濃い姿となっており、奥の3001編成とは意外と印象が異なるのが分かります。
表通りから外れると昭和な風景も若干残っていました。
ちょっと不思議な気分になりました。
予感的中で、まったくお話にならないレベルの商談でした。
終了後は当初から考えていたように同じルートで帰るのも能が無いので、寄居経由で帰ります。
80.11.30 熊谷 |
こちらは41年前の熊谷駅です。
この当時とは駅の雰囲気も電車もすっかり変わってしまいました。
出来れば三田線に乗りたかったのですが、最近はその動いている姿をとんと見なくなってしまいました。もう、東急の子会社みたいな秩父鉄道線になってしまいました。
寄居ですぐ東武線に乗り換えるのも詰まらないので、隣の玉淀駅まで寄居の古い街を散歩することにしました。途中で遭遇したこの古い酒屋さん。
味わいのある建物でした。
八高線沿線の街並みや風土って、かねてから気になっているのですが、なんせ架線レスシンドロームが怖くてまだ行ってません。オリンピックを強行してる間は都内にいたくないので、出かけてみようかな~
返信削除あと、秩父のし8090の改造車のお面が・・・実はかな~り好き、という・・・
「折角来たのだから、ちょっとこっちまで寄居。」て、天の声があったのですね。
返信削除良い時間を楽しまれて何寄居でした。
秩父鉄道は、沿線の風景が以前から変わらず残っているところも多く、また都内からも比較的近いので、手軽にローカル感を味わうには丁度良いところだと思います。
返信削除急行用のリバイバルカラーは、意外とこの車両の型式に親和性がある気がしますね。通風器も残っているのは、なかなか良いです。
Cedarさん
返信削除8090改造お顔、アメリカンな雰囲気というあたりがオキニなのでしょうか?
不思議な顔していますね
OER3001さん
返信削除ちょっと寄居、それなりに楽しめました^ ^
熊谷単純往復は詰まらな過ぎますので!
石マロさん
返信削除秩父線沿線は貨物列車が多いことで、駅構内も広くて往年の鉄道風景が残っているのが良いですね。
3000系リバイバル色、私もそう思います。
ベンチレーターの無いノッペリ屋根は上から見ると特に頂けないですね。