2019年8月3日土曜日

嬉しいお買い物 ミラノのトラム

先般、新額堂さんに行ったら故水野良太郎さんの遺品でヨーロッパの電車模型がありました。


ミラノのトラムとベルリンのSバーン

一つはイタリア・ミラノのトラム、もう一つはドイツ・ベルリンのSバーン電車でした。
どちらの模型も初めて見たもので、このようなモデルがあるとは思ってもみなかったのと、この機会を逃すと次の機会が訪れるかどうかわからないので、買うことにしました。
以前お世話になった水野さんの所有物であったことも縁なのかなとも思えました。

ミラノのトラム
箱を見るとシリアルナンバー付きの特製品であることが分かりました。
箱を開けるとスポンジが見事なまでに劣化。
触った分だけ崩れてゆきます・・・。
幸い、模型本体は袋に入っていたので無事なのは何よりでしたがスポンジの怖さを改めて感じさせました。

モデルは真鍮エッチング製で、韓国あたりで作ったのかと思ったらイタリア製でした。
外国型模型には詳しくないのですが、イタリア製ブラスモデルというのは結構珍しいのではないでしょうか。
車内の乗客はきっと水野さんが入れられたものでしょう。

1592 11.8.7 S.Margherita Scala

こちらは2011年に見ることが叶った実車です。
ちょうどツートンカラーに塗り替え中で、オレンジ系単色車は少数派でした。
ミラノでは1928年に誕生したことから『ベントット』と呼ばれているそうです。
ベントットとは28を意味するイタリア語だそうです。
このタイプの電車は500輌近く作られたそうです。


11.8.7 Milano Centrale

90年前に作られたこのようなクラッシクな電車が、先進国のそれもファッションの街・ミラノで今なお100輌程度が現役というのも驚きです。


1787 11.8.7 S.Margherita Scala

この模型を見ていたら、再び逢いに行きたくなってきました。

2 件のコメント:

  1. ミラノの電車はアメリカンなヨーロピアンてか、絶妙な混血ぶりがいいですね。
    これはアメリカでも人気があり、SFにまとまった数が行きました。
    まだ100両も残ってるとは、是非会いに行きたいです。
    2002年、わたしも仕事ついでに訪問しました→https://cedarben.blog.so-net.ne.jp/2010-04-16

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  2. Cedarさん
    ミラノのトラムはアメリカンなデザインで、ほかの国とはデザインが違いますね。
    2002年当時は全部オレンジ一色だったのですね。
    私が二度目に行ったときはオレンジ色は見かけませんでした。
    このトラム、一回目は深夜着の朝発の間で無理やり撮っただけ、二回目はリベンジのはずが夏バテでへばって途中で退散とどうも満足に撮れていません。
    また行ってみたいです~。

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