2019年7月14日日曜日

箱根登山電車回顧

箱根登山電車とのお付き合いの始まりは1980年の5月でした。
今回のお別れまでどのぐらい撮りに行ったか数えてみましたら、35回行っていました。
ほぼ一年に一回弱の回数ということで、多いといえば多いし、少ないといえば少ないですね。
折角なので当時の写真から近年までの写真で、今回引退する2輌を回顧してみたいと思います。

103 80.5.4 入生田

最初に会ったのは1980年のゴールデンウイーク。
当時は当然ながら小田原まで直通していました。
前照灯もパンタグラフも換装前で、いかにもな旧型電車の風貌をしていました。

101 80.9.22 彫刻の森

今は3輌編成が当たり前ですが、当時は単行も珍しくありませんでした。


108 19.7.3 入生田

今回の回送電車の出庫を撮りに久しぶりに入生田駅に降りました。
もう入出庫以外用がないので、デュアルゲージなのも片側だけです。

114 80.5.4 入生田

こちらは同じ位置から撮った昔の画像です。
ホームが4両用に改修されてすっかり様子が変わってしまいました。


103 19.7.3 入生田

駅でちょっと止まってくれるかと思ったら、すぐに箱根湯本に向かって発車してしまいました。

107 80.5.4 入生田

ほぼ同じ位置で撮った107号ほかの2輌編成小田原ゆき。


107 80.5.4 入生田

基本的には変わっていないものの、やはり細部はいじられています。
今よりもどっしりした印象ですね。



110,107 04.4.10 強羅

こちらはその時から約四半世紀たった107号です。

103 05.5.5 大平台

こちらは今から14年前の103号。
この時は110号がツートンに塗られていました。
今回のツートンとは色合いが若干違うようです。

103 11.5.14 大平台

東日本大震災のあった2011年にはがんばろう日本のステッカーが貼られていました。

モハ1形は木造車体で新製されてから今年でまる100年、車体更新されてからでも69年が経過しています。
私が最初に会ってからまる40年。
当時新製された電車としては小田急LSE、新幹線200系、西武301系、吊り掛け車としては東武5050系などがありました。

どれもがすでに引退していることを考えると本当に長寿を全うしたことになります。



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