被災された皆様には改めてお悔やみ申し上げます。
そして、今日は私の誕生日でもあり、忘れられない日付でもあります。
そのようなことで、本日は宮城の海岸沿いを走る列車を回顧したいと思います。
00.11.17 前谷地ー涌谷 |
県庁所在地と三陸各地を結んでいた快速「南三陸」はキハ58系が指定席車に使用された関係から長く運用されており、東北赴任中は会議などで仙台に行った帰り道に必ず立ち寄って撮っていました。
写真は上りの快速「南三陸」で、私が見た最大の5輌編成で走り去ってゆきました。
99.5.20 大谷海岸ー小金沢 |
三陸を走る割には意外と海と絡めて撮れる場所は少なかったです。
99.10.9 前谷地ー和淵 |
キハ58系で固めた編成は徐々に減ってゆきました。
99.10.9 前谷地ー和淵 |
こちらは4輌編成で仙台に向かう快速「南三陸」2号です。
2002年まで、この後も何回も訪問した思い出深い気仙沼線でした。
次は時代が遡って1979年の仙石線です。
クモハ73301 79.3.30 野蒜ー陸前小野 |
こちらは野蒜付近の田園地帯を行く仙石線のクモハ73形、石巻行き。
小雨模様のうすら寒い夕方、陸前小野から野蒜までとぼとぼと砂利道を歩いたのを思い出します。
クモハ73327 79.3.30 陸前富山ー陸前大塚 |
クハ79152 79.3.30 陸前富山ー陸前大塚 |
松島の海岸沿いを走るクモハ73形とクハ79形。
随分昔の思い出です。
お誕生日おめでとうございます。
返信削除どうぞこれからも
お健やかに楽しく御過ごしください。
仙石線の被災区間は、私鉄時代の架線柱や海辺を行く好撮影地でしたね。1度行こうと思ってるうちに叶わぬことになりました。
返信削除しかし7年もたってまだ被災者の救済が終わらないこの国って、どうなんでしょうね?
島野さん
返信削除ありがとうございます。
やっちゃいけないと思っていた好きなものを仕事にしてしまったので、あとは頑張るだけです(笑)。
これからも温かい目で見て頂けると幸いです。
Cedarさん
返信削除被災区間は長閑な風景が続いていて、あの時はよもやと思いました。
特に野蒜の海側には青森時代に家族でお世話になった友人の民宿があったので、心痛む思いです。
TVで見る限り、復興はまだまだですね。
仙石線の被災区間にあった「野蒜」駅には、前に書き込んでいたかもしれませんが、ここに出ている写真の数年前、海水浴で降りたことがあり、松原の中を通り過ぎて海岸に出たことを覚えています。当時走っていた電車も、おそらく写真に出ているような、73系を山手線色に塗ったようなものだったと記憶しています。
返信削除最近、社用で石巻に何回か出張しており、仙台駅から送迎の車に乗って三陸道経由で行っているのですが、高速道は矢本辺りまで海が見えない「山の中」を通っていて、「松島海岸」というICがあるのですが、それも全く海が見えない場所にあって、「これではまるで詐欺だ~」と思ってしまいます。石巻市街に近づくと、津波の被害を受けて建て直された、まだ真新しい住宅やビルが目立ち、石巻駅で見た電車は、京浜東北線のお古の209系のように見えました。
伊豆之国さん
返信削除野蒜駅から歩いて向かった海岸には私も知り合いの民宿がありました。
東北赴任時代には家族で遊びに行ったこともあって、ニュースを見て驚きました。
残念ながら、その民宿とはいまだに音信がありません。
最上段の画像は、キハ58の後ろに両運転台のキハ40が3両も繋がってるので、
返信削除途中でバラバラにどっか行っちゃって、5両全部仙台に行かないんじゃないの?と疑いたくなりますよね。
何と言っても、東北は多層立てディーゼル急行が結構走っていた過去がありますので。
個人的には、この塗装のキハ58はさわやかな印象で、国鉄時代のオリジナル色よりも、
似合っているのではないかと思うのですが・・・。
ところで、3.11の後に海岸線に高さ10mの堤防を築いたと聞きましたが、
三陸海岸沿いを走る列車からは、もう海が見えなくなってしまったのでしょうか?
個人的には、高い堤防は海が見えなくなるので、却って津波の前兆の異常な引き潮に、
住民の方達が気付かなくなるのではと危惧しています。
高い堤防よりは、外国に良くあるマンションみたいな、4階位までを駐車場や漁具置き場にして、
その上の階を住居スペースにした高層住宅を建設し、3.11のような大津波の際には、
ただちに近くの高層住宅に垂直避難が出来るようにした方が、
より犠牲者が出ないシステムになるんじゃないかと思っていますが。
ジモティーさん
返信削除5輌編成は確かに多層建て列車みたいに見えますね。
年と共にキハ40が増えてがちゃがちゃな編成になっていきました。
最後に行った時には列車によってはキハ40だけになったりしていました。
土地の嵩上げは時間のかかる作業ですね。
この問題はいろいろな意見が出て難しそうですね。