2016年9月14日水曜日

夏休み親子旅 とさでん交通 その1

夏休み親子旅のダイジェストは先日掲載しましたが、もう少し詳しいレポートを順次したいと思います。
ダイジェストはこちら➡http://tsurikakedensha.blogspot.jp/2016/09/blog-post_90.html



まず最初はとさでん交通から。
新会社移行後はもちろん初めての訪問です。

16.9.1 後免町

空港からは後免町経由のバスが余りに少なく、止むを得ずタクシーで移動しました。
その移動したタクシーと電車・バスです。
電車もバスも統合新会社カラーになっています。
今回は、土佐電鉄時代のカラーの撮り納め訪問が一つの目的です。
どの程度新塗装化が進んでいるかも気になるところです。

後ろにはごめん・なはり線が見えるこの場所、以前の雰囲気とは随分違っていて戸惑ってしまいました。
確か以前は電車の電停脇がバス車庫だった気がするのですが、バスの車庫は駐車場に化けているようでした。

802 90.1.12 後免町

そこで、戻ってから以前の画像を確認しました。
こちらは1990年訪問時の後免町です。
どうも雰囲気が違うと思ったら、電停の場所が動いたみたいですね。

802 90.1.12 後免町

反対側から見た様子です。
どうもすこし線路が伸びて奥に電停が移動したようです。

604 16.9.1 後免東町ー後免中町

後免市内は味わいのある地方の市街地を通る区間でした。
建物は以前と変わって風情は無くなりつつあるものの、良い雰囲気はまだ残っています。

16.9.1 北浦

その後、北浦で降ります。
この辺りは道路の路肩に軌道が敷設された区間が続き、フォトジェニックな光景が今も残っています。

613 16.9.1 北浦ー舟戸
ごめんゆきの電車が来ました。
今も伝統的な平仮名サボが付くのが良いですね。

16.9.1 舟戸

こちらは舟戸電停。
Sカーブを描いた電停付近の様子は現代の風景とは思えない懐かしさが漂っていました。

619 16.9.1 北浦ー舟戸

電停に停車した領石通ゆき電車。
お客さんは向かって右の道路から乗降しますので、よそ者から見ると自動車との接触事故が起きそうで怖いですが、地元の人は慣れっこなのでしょうね。

624 16.9.1 
知寄町三丁目ー葛島橋東詰

国分川を渡る鉄橋は立派なコンクリート橋に架け替えられています。


16.9.1 はりまや橋

そして、お決まりのこの場所へ。
日本で唯一見られるこの光景はやはり撮りたいですね。
はりまや橋はガックリ観光スポットですが、このジャンクションはうれしい鉄っちゃんスポットであることは変わりません。

624  16.9.1 はりまや橋

伊野方の歩道橋から見たはりまや橋です。

207 90.1.12 はりまや橋

1990年のはりまや橋電停にて。
今回は元気な姿が見れなかった200形がいっぱい走っていました。
当時はホームに上屋は無かったのですね。

続きます。

10 件のコメント:

  1. 狭い道路を走る「とでん」の風景は良いですね!
    塗装ばかりでなく背景もに変わりつつあるようで、安直に知寄町車庫まで往復しただけの自分としては再訪したいところです。遠隔地だけに簡単に行けないのはうーむな場所ですが、レポート拝見すると伊予鉄を兼ねて空路+バスがよさそうですね。

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  2. ダイジェスト記事を見て、船戸あたりのネガ探してますが見つかりません。こりゃ行くしかないかと思いますが〜〜遠いです、香港より遠いですね。

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  3. モハメイドペーパー2016年9月14日 13:32

     併用軌道とも専用軌道ともいえない独特の雰囲気がいいですね。以前は枕木が土に埋まっているような所もありましたが、写真を見る限り、バラストもたっぷり撒かれていて、一安心です。

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  4. 自分も土佐電鉄は一度だけ大学時代に乗ったことがありますよ。(実習で来た)
    と言っても興味本位で港の方(「桟橋通り」のいずれか?)からはりまや橋まで乗っただけで、そこで紙片を渡され「これなんですか?」って運転士に聞いたところ「はりまや橋で東西に乗り継いだ場合は料金が継続」と教えられたのを覚えています。
    (ちなみにそこから歩いてJR高知駅に見物に行きました、当時はまだ手動改札の頃でした。)

    自分が見た路面電車はここと都電荒川線だけですかね・・・元は軌道で営業開始したらしい静岡鉄道の静岡清水線なんかも乗っていると雰囲気がそれっぽいところ(道路とはさすがにガードレールで区切られているし踏切もあるが、ほぼ同じ高さを並走区域がある。)がありましたけど。

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  5. 美濃町線なき今、田舎路面電車は絶滅危惧種となりました。
    写真を拝見すると、行ってみたくなりますね。
    はりまや橋の写真に写っている赤い元名鉄電車とも再会したくなります。
    続きを楽しみにしています。

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  6. 新busu-jun さん
    とさでん交通は両端が今なお魅力的ですね。
    新塗装化完了前に行ってみては?
    交通手段はヒコーキとバスがおススメです!

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  7. Cedarさん
    ネガ捜索と合わせて今のとさでん、ヒコーキでどうぞ!
    国内の方が高いのも困ったものですが。

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  8. モハメイドペーパーさん
    路肩の微妙な軌道は日本じゃもうここぐらいでしょうか?
    バラストは潤沢に入っていました。

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  9. レサレサさん
    この電車は乗り継ぎ券があちこちで発行されますね。はりまや橋以外でも途中折り返し電車が多いので、その先に行く時も同じ扱いのようです。

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  10. 三等急電さん
    田舎路面電車はとさでんが一番昔の姿を残している気がしますね。
    美濃町線電車のスカーレットはいつの間にか若干濃くなっていました。

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