2014年12月26日金曜日

ことでん長尾線の今昔

今回のことでん再訪、初日は日没までの時間勝負で琴平線を訪問しましたが、翌日は路線改良なった長尾線の今を見に行きました。
前回の長尾線訪問は路線改良真っ最中でいよいよ旧形電車が最終引退迫った時に訪問しており、路線改良後は今回が初めての訪問になります。
今回の立ち寄り先はこれまでにも写真を撮ったことのある場所をほぼトレースして今昔という程ではなくても、電車を変えての風景を記録するという趣旨で訪問しました。
結果から言うと、以前の訪問から10年も経っていないにも拘らず、予期せぬ変化が多くて時間の流れの速さを感じさせられる結果となりました。
そのビフォーアフターをご覧下さい。

35 92.11.15 西前田ー水田

訪れた場所を高松築港寄りから順番に並べます。
最初は西前田付近です。
ここから水田を挟んでの二駅間は高架化を含めて一番変貌を遂げた区間になります。
その末端部は西前田駅手前のカーブです。
ここは急カーブの連続で電車を撮るには都合の良い区間でしたが、さてどうなっていたでしょう?



1215 14.12.23 西前田ー水田

うひゃーな感じになっていました。
やってくる電車もうひゃーなラッピングです。

1304 14.12.23 西前田ー水田

手前に引けば何とかなりますが、背景には以前は考えられなかった高速道路が写り込みます。

100 92.11.15  西前田ー水田

以前のカーブの雰囲気はこちら。
線路を活用した架線柱もいい雰囲気を出していました。

35 92.11.15 西前田ー水田

上のカーブを登ったところにある鉄橋は簡素なものでした。
大きな電車の入線を阻んでいた鉄橋の一つです。
この鉄橋はゴツいコンクリート橋に架け替えられ、鉄橋を渡った画面奥のカーブ区間から高架線に付け替えられています。


325 06.5.26 農学部前ー池戸


次は池戸から農学部前間の小さな踏切の風景です。

1215 14.12.23 農学部前ー池戸

こちらもアフターはありゃーな感じです。
ちょうど田んぼから宅地への工事が終わったところのようでした。
日本の風景の変貌は油断も隙もありません。


300 06.5.26  池戸

こちらは昨日もご紹介した池戸駅の風景です。

1256 14.12.23 池戸

一見変わっていなさそうな風景もこうやって見てみると小変化が結構あるものです。

300 06.5.26 平木ー白山

こちらは長尾線きっての撮影地と思われる学園通りから白山までの区間です。

1304 14.12.23 学園通りー白山

光線の関係で同じ角度から取れませんでしたが、今の風景です。
こちらは変化がないようです。

300 92.11.15 平木ー白山

異なるスタイルと歴史を持つ3両が手をつないで走る電車風景。
もう、逆立ちしたってこんな風景は見れないですね。


1304 14.12.23 学園通りー白山

同じ場所の現在です。
こんな場所にも家屋が増えています。
やはり核家族化の風潮は日本の文化と風景を破壊してきている気がしてなりません。

2 件のコメント:

  1. 志度線と長尾線、Cedarの訪問時には志度線が築港直通運転、長尾線は600vで京急120の剛体化車や雑多な車種が走ってました。両線の立場が逆転してるのは如何なる理由ですかね?

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  2. Cedarさん
    志度線と長尾線の立場はいつの間にか逆転しちゃいましたね。
    朝晩の混み方から想像するに長尾線の方が需要が期待できると判断されたのでしょうね。

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