先日ネットを見ていたら、その場所がほぼ特定出来ましたので、見に行くことにしました。
この電車は川越市内の個人の所有で、一時期は真っ赤に錆びた姿の写真をブログなどで見ていたので、先は暗いのではないか?と思ったのですが、数年前に再塗装されて往時の姿が戻ったとのレポートも見ましたので、再び荒廃しちゃったりしないうちに見てみたいと思っておりました。
444 14.10.13 川越市石原 |
川越の市街地に忽然と置かれている丸ノ内線の電車。
予備知識無しで初めてこのシーンを見るときっとビックリしてしまいます。
昔、小学生時代に自宅からちょっと離れた道路を自転車で走っていたら、都電が鎮座していてビックリしたことがあったのを思い出しました。
462 83.4.10 後楽園 |
現役時代の丸ノ内線400形。
丸ノ内線の赤い電車についてはこちらもどうぞ(⇒丸ノ内線)。
現役時代はこのように300形と共に中間に封じ込められていたため、お顔を拝むことは難しい状況でした。
88.12.15 中野検車区 |
唯一お顔を拝めたのはこの時です。
但し、ある時から中間封じ込め車については貫通扉も撤去されていたので、例え車庫で切り離されていたとしても、そのまともなお顔を拝見するのは現実的に無理なことでした。
444 14.10.13 川越市石原 |
444号の外観です。
丸ノ内線の赤い電車はブエノスアイレスに行った電車としても有名ですが、一台40万円で一般に販売されたことも話題になりました。
こちらもそのうちの一両だったのでしょう。
再塗装されてからも既にそれなりの時間をが経ち、各部にまたもや痛みが相当出ています。
やはりこのような鋼製電車を野天で維持することの難しさを感じさせますね。
444 14.10.13 川越市石原 |
公道から敷地内の鎮座している様子を眺めます。
444 14.10.13 川越市石原 |
反対側の様子です。
444 14.10.13 川越市石原 |
こちら側の扉には車番が残っています。
444 14.10.13 川越市石原 |
通りに面したよく見える側の扉の車番は残念ながら消えてしまっています。
444 14.10.13 川越市石原 |
床下機器は全て撤去されていてすっからかん。
台車のみになっています。
車体はかなり傷んでいましたが、その姿を今でも見れること自体は有り難いこと。
末永く維持されてゆくのを期待したいものです。
因みに、400形はこの444号以外にいすみ鉄道沿線のポッポの丘でも見ることができます(こちら⇒みんしあin夷隅に行ってきました)。
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