2014年3月9日日曜日

仙石線の73系電車(1)

仙石線の電車には他の路線の車輌には見られない特徴的な装備が色々あり、興味が尽きません。

仙石線の沿線風景の記事はこちらをご覧下さい。
仙石線沿線風景 1
仙石線沿線風景 2
仙石線沿線風景    3
3.11に想うこと

松島海岸ー陸前浜田 79.3.29

そんな仙石線の電車、形式毎に見てゆきたいと思います。
最初はクモハ73形です。
仙石線の73系電車は63形改造の古い車が中心の配置で、その中でもクモハ73形は全てが63改造車で占められていました。
他線には配置された近代化改造車や600番代等の新製72系改造車も配置されませんでした。
恐らく転属当時はそのような新し目の車両はまだ首都圏・関西圏での需要が未だ存在し、その後の淘汰時には既に仙石配属車にアコモ改造がなされていた事と、耐寒改造の問題が転入を阻止させたのではないかと推察します。

クモハ73059 78.10.2 陸前原ノ町
最初はリバーサル画像です。
こちらは最末期の警戒帯が入ってからの姿です。
多くの車両は正面窓が順次改造されてゆき、ほぼ全ての車両が窓のHゴム化改造を順次受けていました。

クモハ73011 76.8.20 陸前原ノ町


クモハ73初期車のクモハ73011。
運行番号窓が二桁のタイプです。

クモハ73011 76.8.20 陸前原ノ町

同じ車両を正面から。
ATS車上子は右側にオフセットしているのが分かります。

クモハ73321 76.8.20 陸前原ノ町


こちらは、DT15を装備したクモハ73の後期車 のクモハ73321です。


クモハ73321 76.8.20 陸前原ノ町
同じ車両の妻面です。

クモハ73323 76.8.20 陸前原ノ町

こちらもDT15装備の後期車のクモハ73323ですが、正面のHゴムが右二つのため表情が異なっています。

クモハ73331 76.8.20 陸前原ノ町
似て非なるクモハ73331。


クモハ73303 76.8.20 陸前原ノ町

こちらは正面が原型のままのクモハ73303。

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