2013年11月11日月曜日

『mAAch ecute 神田万世橋』 に行ってみました

本年9月14日にオープンした新しいエキナカ、『mAAch ecute 神田万世橋』に行って来ました。
開業当初に所用のついでにサラッとは見ていましたが、今回時間ができてじっくりと見てきました。
事業主体はJR 東日本ステーションリテイリング、東日本鉄道文化財団とともに開発を進めていたとの案内が出ていました。
2006年の交通博物館が閉館後7年を経て再びこの場所に立てることになった訳です。


13.11.9 万世橋
万世橋から望む外観。

リニューアルされた外観 
13.11.9 万世橋
こちらはリニューアルされた神田川沿いの外観。
オープンデッキが出来て、外に出れるようになっていました。


1912階段 13.11.9 万世橋

この階段、1912年の駅開業時に作られた階段だそうです。
鉄道博物館(後の交通博物館)開館時には直接博物館に入場できる階段として機能していたそうです。
1935階段とE233系 13.11.9 万世橋

階段の向こう側を中央線が走ってゆきます。
この階段は1935階段と呼ばれており、交通博物館閉館時に特別公開された時に私も登った階段です(その時の様子はこちら⇒交通博物館最後の日々)。
以前の特別公開時は時間が封印されている感じで感動しましたが、今回はなんの感動もなく詰まらないなあ、という印象でした。
もうちょっと工夫できなかったのでしょうかね。

店舗内部 13.11.9 万世橋
店舗の内部の様子です。
『mAAch ecute 神田万世橋』(マーチ エキュート カンダマンセイバシ)は常設ショップと期間限定ショップを合わせ、合計11ショップで構成されており、昔の交通博物館の一階奥部分を再生した形になっています。
これも説明文見るまで勝手に『マッハ エキュート・・・』と思ってました(恥)。
外観は煉瓦ですが、内装の煉瓦が出ている場所は余りありませんでした。

万世橋駅ジオラマ
前回は見逃していたのですが、LIBRALYスペースには万世橋駅のジオラマがありました。
スケールは150分の1。
この種のジオラマとしてはたいへんしっかりと作りこまれたジオラマで、模型のレイアウトを見る感覚で鑑賞することができます。
画像の手前側にあるタッチパネルを触ると色々な情報がジオラマに投影しながら説明されます。

右手前が万世橋
ジオラマには照明がしっかりと仕込まれていて、タッチパネルの操作で色々な案内がプロジェクターから投影されています。
照明で文字案内や対象物が浮かび上がる仕掛けになっています。


万世橋駅前風景
万世橋駅前の交差点です。
右奥が上の方向、手前右が銀座方向です。
説明を見るまでは手前左方向が銀座かと思っていました。

万世橋駅
線路の表現が良い感じです。
この表現は通常のジオラマの感覚ではなく、鉄道模型の感覚を感じました。
後で調べたら、どなたか知りませんが有名なNゲージャーが絡んでいるらしいです。

万世橋駅
万世橋駅反対側からの風景。
左手前の建物は神田郵便局の建物だったそうです。

万世橋駅夜景
夜景も再現されています。
すべての建物に照明が仕込まれています。

昌平橋
こちらは昌平橋。
市電もそれなりの出来です。

13.11.9 万世橋
元交通博物館があった側からの様子です。
なんと、期間限定でポポンデッタも出店しているのですね。

でも、やはり万世橋には交通博物館があって欲しかったなぁ。

6 件のコメント:

  1. カワイいわんわん2013年11月11日 8:31

    あれ!
    おれも金曜日に逝きましたよ!
    もっとも、アキバから淡路町に歩く途中で
    「マッハエキュートかいっ!?あいかわらずJR糞のやることはくだんねーな」と
    通り過ぎただけですがっ!
    そうか・・・・
    須田町の渡れない、人を喰った交差点は駅前広場がむちゃくちゃになってできたワケですね?!
    あの交差点さえちゃんとすればアキバから流れてカワイにもお客がどんどん・・・
    来ないかなあ(核爆)!

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  2. カワイいわんわん殿
    そうですか、金曜日素通りですか。
    わんわんが好きそうではない施設ですものね。
    ただ、万世橋ジオラマは結構良いですよ、私も前に行った時素通りしましたが。
    須田町の交差点、都電がひっきりなしに走っていた時にカワイに買い物行きたかったです。

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  3. なるほど、大正期の市電の配線はこうなってたんですか。昭和初期に震災復興とともに道路をいじりますから。
    chitetsuさんだって凄いHOゲージャー(ナローもありますか)じゃないですか。

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  4. なにわさん
    戦後の須田町交差点とは全然違う配線だったことは今回初めて知りました。
    万世橋はやはり市電時代も要衝だったのでしょうね。

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  5. 元・いきもの部長2013年11月13日 2:38

    こんなに素晴らしい万世橋駅のジオラマがあるとは!
    知りませんでした。これは見に行かねばなりません。
    TV番組は飲食店の情報ばかりで鉄分不足です。
    万世橋駅前交差点は弁慶号などが見えた交差点だったのですね。
    往時の賑わいが想像できないくらいに寂れてしまいました。
    通りが大きく変わった後しか知らない者とっては、方向感覚がつかみにくいですね。
    それから、私も特別公開に行きました。
    若干見学時間の長い平日に行くために、休みまで取って‥‥
    階段は、雰囲気が変わっちゃたんですね。行っといて良かった。

    子供の頃、この辺りを何度も都電で通りました。
    交通博物館だけでなく、母に連れられて日本橋などへ行くときも都電でした。
    今から思えば、階段も改札もない都電は子連れに優しい乗り物だったのかもしれません。
    多くの系統が集まる中央通りは、いつも都電で溢れていました。
    特に、折り返し系統のある須田町電停の賑いは格別でした。
    今や須田町で路線バスを見かけることも稀になり、寂しくなりました。

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  6. 元・いきもの部長さん
    エキュート自体の評価は別として、libraryゾーンにある万世橋駅周辺のジオラマは一見の価値があると思います。
    万世橋駅時代の遺構の保存方法については疑問を感じますが。

    私自身は幼い頃は大阪でしたので、須田町の都電の賑わいは知りません。
    唯一の体験は池袋から乗った都電で、電停を出てダブルクロスを渡るときに車内の照明が消えたことを覚えています。

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