2013年9月18日水曜日

名鉄モ400、地鉄版で作る 4

台枠が完成、床下機器の製作に移りました。
キットには床下機器が付属していません。
それはまあ良いのですが・・・

・・・が、床下機器についての資料も付属していません!

冷たいなぁ~。

連接車でどちらも電動車という特殊な機器構成であるので、一般的な配置ではありません。

なのに・・・要は、何も分かりません。

これはちょっと不親切じゃないの??

そこで、自分なりに撮った画像から分析しました。
実物見に行っておいてよかったです(ぶーぶー)。

モ401 08.12.25 岡崎市南公園

パンタ付き車・右側(電気側)。
意外と大きめな制御器がついています。

モ401 08.12.25 岡崎市南公園
同じく中間台車。
こちらには電気系配管がダラッと繋がっています。
車体枕梁が車体から突き出して台車枕梁に乗っかっているのが分かります。
台車の枕梁の構造も丸見えです。
この辺りの表現は当初考えていなかったのですが、何かしらの対策が必要そうです。

モ401 08.12.25 岡崎市南公園
パンタ無し車・左側。
ブレーキシリンダーと空気溜が吊られています。

モ401 08.12.25 岡崎市南公園
パンタ無し車右側。
コンプレッサーしかありませんが、左右に機器をもいだ痕の台座と配線痕がありますので、何かしらの機器があったものと思われます。
このあたりは津島軽便堂さんの写真を見ると機器箱があったのが分かります(こちらが大変今回参考になりました⇒さよなら401号)。

モ401 08.12.25 岡崎市南公園
同じく中間台車。
こちら側には空気管が車体間を渡っています。


モ401 08.12.25 岡崎市南公園
パンタ付き車・左側。
抵抗器が横を向いて吊られています。
ブレーキシリンダーは2つの車体の片側に揃っているわけではなく、車体中心から点対称な位置に配置されていることが分かります。

さて、次は模型の方です。

説明を追加
上の写真から機器配置図をラフに書いて、機器を選定しました。
機器選定時にはこれまた津島軽便堂さんのサイトの写真が大変役に立ちました(モ401号の走っていた頃の谷汲線)。

<ごちゅうい> 
一部機器類の種類や配置は私の好みで選択をしていますので実車とは結構異なり、地鉄電車流アレンジとなっていますので、実車をそのままトレースしたものではありません(ブレーキ方式も変更しています)。

モ400、地鉄仕様床下配置完了


床下機器、配置完了です。
中間台車のブレーキ引き棒と梃子の関係など怪しい部分が多いですが、まあこれで良し、とします。

4 件のコメント:

  1. 最近の製品にしては随分不親切ですね。いっそリスボンの単車みたいに、下回りだけハイテク化しちゃうとか、なんてことはないやね。

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  2. 元・いきもの部長2013年9月19日 2:11

    まだったんですね、ぶーぶー。
    続きを楽しみに待っています。

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  3. Cedarさん
    そうなんです。
    昔の製品ならこんな事、良くありましたが今時はもう少し配慮されているのが普通ではと思います。
    それも、特殊な電車ですし、製品化時には取材は当然しているはずなので分からない訳はないので、優しさが足りません。
    下回りハイテク化、それも面白いかもです(^O^)。

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  4. 元・いきもの部長さん
    そう・・・
    まだあったんです。
    久しぶりに腹のたったキットでした(ぶーぶー)。

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