2013年6月13日木曜日

TOMIXの仙石線電車をいじる (1)

NゲージのTOMIXの73系電車欲しいシンドローム、悪化の一途を辿りまして、遂には可部線以外の全製品を手中にしました(羅患した時のレポートはこちら⇒Nゲージ参入宣言)。

取り憑かれるように買った72・73形

このTOMIXの73系電車のラインナップは、基本的には63改造車と近代化改造車の色着せ替え人形状態なので、そのままではどこか物足りません。
手に入れると、それをどのように料理をするかが楽しみになってきます。
その中でも仙石線73系、気動車色は大抵の方にとって馴染みが薄いのではないでしょうか?
三段窓の原型・グロベン状態で一番違和感がないのが転入当初の気動車色ということでの色選択だとは思いますが、私も皆さん同様に馴染みが薄い(というか知らないので)、馴染みのあるウグイス色化することにしました。
ウグイス色化と通風器の変遷・アコモ改造のタイミングは微妙ではありますが、ウグイス色+三段窓+押し込み型通風器時代が比較的短期間ながら存在しましたので、その時代の設定としました。

鉄道ピクトリアル72年5月号より

毎回お世話になっている、バイブル本・鉄道ピクトリアル72年5月号の仙石線のページです。
記事によると、ウグイス色への塗り替えは68年8月から開始、70年8月で完了と記載されています(同誌仙石線の項より)。
また、押し込み型通風器改造は最初に改造されたのが69年からで大半の車両は72年までに改造終了(一部は75年頃まで未改造、もしくは結局未施工)、となっています。
また、アコモ改造は大半が71年から72年にかけて行われており、三段窓と押し込み型通風器時期のある車両はおよそ全体の3割弱程度であったと思われます。
この辺についての詳細はやはり鉄道ピクトリアル2000年5月号・73系電車特集に詳しいです。

実物考証はこれぐらいにして、模型をどう料理するかですが・・・ただ単にウグイス色化するだけではオール3段窓4連で詰まらないので、富山港線の全金車とクハをトレードのうえ、各車両にも若干手を加えることにしました。
そのような経緯で、仙石線と富山港線の各4両に富山港線のクモハ40を加えた9両を同時並行で工作を進めることとしました。

綺麗な車体に牙が・・・
客用扉は実車では3種類のスタイルが同じ車両の中で混在している方が多く、綺麗に揃っている車両の方が少なかったことから、一部を別のスタイルのものに交換することにしました。
当てずっぽうでも良いのですが、折角なので仙石線在籍の電車で自分が両側サイドのスタイルが確認できた車両のなかからドアのパターンを選択しました。

くり抜き完了
商品の使い方が合っているのかわかりませんが、くりぬいてタブァサ製の1000mm扉を挿入します。

ドア交換完了。正面も改造しました。
ドア交換完了です。
正面もHゴム化改造をしました。
正面窓2個をHゴム改造するパターンは関東在籍の73系電車に多く見られました。

モハ72のドア交換
モハ72などの中間車は単調になりがちなので、こちらもドア交換しました。


2 件のコメント:

  1. うぐいすちてつ殿おはようございます!
    うっわー、やってますねええ~!
    Nのドアでもこの切れ味最高、さすがです!!
    ワタシも1972年5月号に加えて2000年5月号もちゃんと揃えて構想3年、いまだカッターの切れ味最悪です(爆)。
    せっかくだからアルミサッシにしたい、とダレもが思うドツボにワタシもはまっておりまして、結局気動車色セットひとそろい台無しにしてしまうような悪寒も・・・・
    ここは三段窓でいくのが正しい生き方なのかもしれんですね~!

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  2. ウグイヌ殿、おはようございます。
    アルミサッシにする為に車体切り刻むのはやっぱりNゲージ初心者にはめちゃくちゃハードル高く、高い電車の車体が即ポリバケツ逝きになるのが目に見えてるので、安直に参りました。
    既に妻板加工で一体、ポリバケツへ逝ってしまっていますので^o^。

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