2013年5月22日水曜日

小田急のかぼちゃカラー

小田急の2600系で最後まで残存した2670の編成が、2003年の秋から懐かしいダークブルーとオレンジイエローの旧塗装に戻されて営業運転に入りました。
子供の頃親の実家の千歳船橋に行くときの小田急線はこのツートン車とマルーン一色のHB車ばかりであった気がします。
この懐かしいツートン、私の周りの小田急好きの人々は「かぼちゃ」と言っていました。
どの程度浸透していた綽名か知りませんが。

クハ2870 04.5.25 善行
当初はどの運用に入るのか皆目見当もつかずに撮りそびれていましたが、その小田急好きから運転時刻を教わって後半何回か撮ることが出来ました。
今回はその中から一番最後に江ノ島線まで遠征した時の記録からご紹介します。
江ノ島線で電車を撮るのは1800系以来25年ぶりです(その時の画像はこちら⇒小田急のロクサン、1800系)。

場所の記憶が曖昧なのですが、恐らく善行の上りホームから撮ったと思われる下り江の島行き。
小田急の前照灯は片側が予備灯で片側点灯なのは皆さんご存知でしょうが、見る度に不思議な印象が最後まで残りました。
球切れだと思っていた人も結構いたのではないでしょうか。

クハ2670 04.5.25 善行
単線二本のトンネルから飛び出してきたかぼちゃ電車。
単線並列トンネルのこのスタイルは東海道線あたりでも良く見られました。

クハ2870 04.5.25 善行
今や唯一の鉄板電車になった8000系との離合。

クハ2670 04.5.25 六会日大前ー善行
六会に近いカーブを行く町田ゆき。
穏やかな陽気でした。

クハ2870 04.5.25 藤沢本町ー藤沢
ちょっと凝った構造の道路橋を潜ってきたかぼちゃ車を待ちました。

クハ2670 04.5.25 藤沢本町ー藤沢

振り向いてもう一枚。

クハ5561 04.5.25 藤沢本町ー藤沢
同じ場所で5200系。
見飽きるほど見て、乗ったこの電車も鬼籍入りしてしまいました。

クハ5261 04.5.25 藤沢本町ー藤沢
かぼちゃカラーの編成、この翌月にさよなら運転が行われ、それを最後に運用から外れ廃車となりました。
すでにこの時からもうじきまる10年になります。
かぼちゃ車を撮ったのはついこの間のような気がしていましたが、時間の流れは早いものです。

6 件のコメント:

  1. おはようございます。かぼちゃ色はTQにもありましたね。
    この復刻色は窓下の塗り分け線がわずかにオリジナルとは違っていて、かの松井久明(沿線生まれ&育ち)なぞは文句タラタラでした。

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  2. ほんとうだ。
    昔のオリジナル2600形の塗分けと較べるとちょっとした事だけどけっこうイメージ違いますね。

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  3. chitetsuさん、こんばんは。

    かぼちゃ色と言うと真っ先に思いあたるのは、
    国鉄湘南色でしょうか。
    あちらの方が「かぼちゃ」全開なような。

    藤沢-藤沢本町の間にある道路橋、あんな容してたんですね。
    県央に引越してからは、毎回あの橋を通ってましたけど、
    まったく気にしてませんでした。

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  4. Cedarさん
    確かにTQの旧色もかぼちゃ色でしたね。
    こっちの方が先輩でしょうか?
    リバイバルカラーというのは、何故かいつもオリジナルとは異なることが多いですね。
    先日の伊豆箱根の旧西武701系も塗装ラインが吊り上っていて違和感がありました。
    内部の人って意外とこの辺りの資料がないのでしょうか?

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  5. Katsuさん
    私も何だか青のラインがこんなだったかな?と思ってはいましたが、Katsuさんのコメントを頂戴して昔の写真見てみたら結構塗り分け線が違うのですね。
    松井さんが文句言うのもむべなるかな、ですね。

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  6. マシュさん
    こんにちは。

    湘南色も見方によってはみかんだけじゃなくてかぼちゃにも見えますね。
    当時は結構好まれた色の組み合わせだったのでしょうか?

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