2013年3月27日水曜日

国見山三重鉱山(3) 翌日のリベンジ

こうして国見山三重鉱山訪問は終わりました。
今日中には名古屋まで戻って新幹線で帰る予定です・・・が、どうしてもあの機関車が走るのを見たいという気がしてなりません。
場所が場所なのでもう一回というのは厳しそうです。
お互い会社は6日からでした。ちょっと躊躇もしたのですが・・・ということで相談が始まりました。
で、結局は近くの釣り宿に急遽泊まって翌日リベンジをすることとなりました。

宿泊した釣り宿は太公望が一杯夕食会場で明日の釣りの話で盛り上がっていました。
翌朝は暗い内からザワザワ状態に眠い目をこすりつつ食事に行った時には我々以外誰もおらず、もぬけの殻でした。
釣り客以外の客は基本、居ないのでした。

写真は全て  ED2
91.1.5 国見山鉱山ー吉津港
さて、リベンジに吉津港に向かいます。
場所は昨日バッチリロケハン済みですので、あとは貨物列車の動くのを待つばかりです。
港を出発した空車の貨物列車は非常にゆっくりとしたスピードで例の不気味な運転台付貨車を先頭に機関車に押されて山を上ってきました。
これは山に向かって推進運転する91年初列車です。



ヘロヘロな線路をゆっくりと推進してゆきます。


折り返しの列車が、冬の陽をいっぱいに浴びてやってきました。


併用軌道風の区間を下って来ました。


途中には鉄橋もあり、どこかの地方私鉄のような風景も展開します。


田んぼの脇も走ります。


そして吉津港の海岸のホッパーに到着。


機関車もバッチリ撮れました。

結論としてはもう一泊したことは正解でした。
大満足で吉津港を後にしました。
その後の経緯ですが、先ず貨車がボギー車に交換され、その後1993年には新日鉄から来たDLに交換されて非電化線に変更。その時に上部軌道はコンベア化されたそうです。
その後、この下部軌道も2001年にコンベア化されて姿を消したとのことです。


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