2012年10月6日土曜日

ローマのトラム 2

ローマの市電、二回乗ってみました。
二回の内訳は前後しますが、二回目乗車はローマテルミニ駅から8分ぐらい走ったマジョーレ広場というところまで乗車しました。

7013 11.8.12 Piazza di Porta Maggiore
ローマらしく遺跡が当然のようにあり、その遺跡を避けるようにループ状に線路は迂回しながら二方向に分かれるジャンクションになっており、ここでは郊外からくるナローの電車とも平面交差をしており、大変複雑な線路配置になっていました(このあたりのお話はこちら⇒ローマのナロー電車)。

7009 11.8.12 Piazza di Porta Maggiore
鬱蒼とした街路樹に包まれた道をトラムは走行します。

7013 11.8.12 Piazza di Porta Maggiore
遺跡のアーチを迂回しながら潜って郊外に向かいます。

7005 11.8.11 Piazza Risorgimento
もう一回は、有名なバチカン市国の手前までトラムが走っていましたので、観光の移動手段にトラムを活用しました。
この写真ではイタリア車といえばフィアット500と言うくらい多く走っていたフィアット500はめっきりその数を減らしていました。そのフィアットとのすれ違いシーンです。
今回の旅で走っているフィアット500を見たのはこの一台だけでした。

7005 11.8.11 Piazza Risorgimento
そのPiazza Risorgimentoにて折り返すトラム。
夏の日差しが容赦なく降り注ぎます。


9029 11.8.11 Piazza Risorgimento
低床車も走っていました。

7031 11.8.11 Piazza Risorgimento
こちらでも観光の移動手段で乗ってみました。
連接部分の構造が良くわかります。

7031 11.8.11 Piazza Risorgimento
さて出発しようとしたら電停の最初のコーナーで違法駐車のバイクに行く手を阻まれました。
この後、なんと電車はこのバイクを押し倒して進もうとしました。
日本じゃ考えられないですね。

7031 11.8.11 Piazza Risorgimento
押し倒したあと、バイクオーナーがやってきて電車の運転手とひと悶着始まって停車中です。
写真の影では機関銃のようなイタリア語が飛び交っていました。
周りが野次馬で人だかりになりつつありました。
その後何分かして電車は動き出しましたが、バイクオーナーは納得がゆかないみたいで、併走しながら電車の運転手に罵声を浴びせ、運転手も応酬していました。
どちらにしても貴重な体験付きのローマのトラム試乗となりました。


2 件のコメント:

  1. ローマのトラムの乗車記、楽しく読みました。バイクとの悶着は、似たことをミラノで体験しました。イタリア語の喧嘩は録音したいくらい派手でした!

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  2. Cedarさん
    コメントありがとうございました。

    バイクのにいちゃんと運転手の応酬はいかにもイタリアな感じで、正直楽しかったです。
    野次馬も乗客も興味津々で、当事者だけが興奮しているのも面白かったです。

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