2012年6月6日水曜日

1980年春、北陸電車巡り 京福電鉄 朝の電車(2)

朝、福井へ向かってくる電車、二回目です。
南海電車が主力になってはいましたが、ほかの電車もやってきます。
一昔前ほどではないものの、関東の私鉄からやってきた電車や、オリジナルの電車などそれなりにバラエテイに富んでいました。

モハ2004(左)、モハ271(右) 80.3.12 新福井
元南海モハ1201形と並んだ元小田急デハ1100。

モハ271 80.3.12 新福井
小田急からの電車は唯一の3両固定編成でした。
車体は外板が張り替えられてノーシルノーヘッダー化されていましたが、デザインが全て揃っているわけではありませんでした。
先ずはモハ271。側面窓が二段に改造されています。


モハ272 80.3.11 福井
次はモハ272。一両は中間電動車になっていました。
こちらは客引き戸が木製のままです。
後に編成から外されて一足早く休車になってしまいました。


モハ273 80.3.12 新福井
殿はモハ273。
こちらは下降窓のまま、客引き戸も木製のままです。
このあたりの統一感のありそうでないところが地方私鉄らしいです。


モハ243 80.3.12 新福井
自社オリジナルモハ243 。
扉間が転換クロスシートで4両ありました。いわゆる日車標準車体というやつですね。
台車違いの同型車体のモハ251形も4両あり、合計8両の世帯でした。


モハ283 80.3.12 福井口
朝の電車のタイトルとは合わず場所は車庫ですが・・・元東急デハ3300形です。
デハ3300形はかなりな年代物であまり褒められた出来ではないと思いますが、ほとんどの車両が第二の人生を地方私鉄で送っています。
4両の世帯ですが、4両ともに外観が異なる状態になっていました。
一番原形を留めていたモハ283。


モハ281 80.3.11 福井
ちょっとビックリな更新改造車。このお顔・・・何と表現すればよいのでしょうか?
上のモハ283とは別物のように見える電車になっていました。

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