2012年2月25日土曜日

惜別 長野電鉄『河東線』(2)

残り少ない時間、 須坂の車庫にお邪魔しました。
駅の前後に広がる構内には 古豪から特急車まで様々な電車がお昼寝中でした。じっくり観察するゆとりはないものの、隅から隅までうろついてフィルムの予定枚数大幅オーバー覚悟で撮り続けました。


モハ101 1977.5.1 須坂


車庫の中なのが残念ですが、この車両に出会った事が私のその後の人生を決定的なものにさせました ( 大袈裟過ぎるか?)。
開業に合わせて1926年製造された電車です。スタイルは四角四面ないかつい、いかにも田舎電車然としています。まだ木造車が多かった時代の名残でトラス棒がついています。


モハニ231 1977.5.1 須坂

こちらは100型の増備車グループの合造車モハニ231 です。
少し全体に丸みを帯びて若干洗練されています。


モハ301 1977.5.1 須坂



第三世代の電車でまた少し洗練されて来ています。
この電車は廃車後、福井鉄道へ嫁いで行きました。 


モハ101(左・1980.6完成)、モハ116(右・2001.8完成)
2012.2.25 地鉄電車 浦町駅

趣味人生を決定付けた車両なだけに、模型も二度製作しました。
「地鉄電車」第一号はモハ101号実車をモチーフにデフォルメしたもので(改めて今見るとてんで似ていない気もします)、車号も「モハ101」です。
お隣は近年再度製作したもので、これを見ると1977年の初対面の記憶が蘇ってきます。

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