古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

Monday, March 28, 2022

おしらせ 東急5000系の本ができました。

 お知らせです。

鉄道車輌ガイドの新刊で東急の5000・5200系電車の本ができました。


表紙は登場時の美しい姿のデハ5000形です。
諸先輩の画像をお借りして、貴重な姿をいっぱい掲載できました。


5200系についてもなるべく多くの画像を掲載しました。



カラーグラフには懐かしい登場時の塗装時代の姿から最晩年、さらには地方私鉄譲渡車の姿も収録しています。


目次はこんな感じです。

各型式の詳細なバリエーションを画像で解説しているとともに、図面・編成記録・車歴など模型製作に役立つ資料をてんこ盛りにしました。


発売は4月3日の予定です。

是非ご覧ください。

Friday, March 25, 2022

おしらせ さかつうギャラリーで作品展を開催します。

 お知らせです。


今年も性懲りもなく作品展をさかつうギャラリーで開催いたします。

本日そのセッティングをしてきました。



今回の展示の目玉は地鉄電車だけでなく、海外の風景の作品を初めて展示することにしたことです。これまで海外ものの作品を実はいくつも作っておりましたが、一部の方からイメージを壊すと言われてこれまで基本的には発表を控えておりましたが、もう還暦過ぎたのでそのような一部の先輩方にたいする遠慮はやめることにしました。


海外ものの展示は3つのモチーフの作品を展示します。



一つは10年以上前から作り続けているアメリカンナローのセクションレイアウトの一部作品の展示です。

こちらはHOn3の組み線路が無い時代に自宅で運転できる組み立て式レイアウトが欲しいと思って製作を続けているのもで、全体が12のブロックに分かれており、それぞれに様々なお気に入りのコロラドナローを中心とした1910年ぐらいのアメリカの風景を作っていこうと考えて製作をしているもので、今回はその中から3点を展示いたします。そのうちの2つはベイアリアの街並み風景、もう一つはマイニングの風景です。どれも、ガゼット誌で過去には発表された作品から大きく刺激を受けたものです。



二つ目は今春私が所属しているアメリカのインタアーバンの集まりの競作で製作したインタアーバンの都市風景のモジュールです。こちらは1930年代の北海岸・特にシカゴの街を走る電車風景をイメージして製作したものです。




三つ目はウクライナのキエフにある模型メーカー・ミニアートの1:35のヨーロピアン路面電車と住宅の作品です。数年前にその驚くべき点数と精密さのキットを購入して途中まで組んで放置していたのですが、この機会にこのような素晴らしいメーカーがあることを皆さんに知っていただくとともに一日でも早く平和が訪れることを祈念して完成させました。


勿論、地鉄電車を含めた日本の風景作品も展示します。



メイン展示は『田島駅』風景です。

こちらは4個のセクションを組み合わせて一つの駅風景を再現した拙作の中でも最大面積の作品です。部分的にはご披露したことがありますが、今回全作品を組み合わせた姿でご覧いただこうと思います。

他には福島交通軌道線の風景を再現した作品なども展示いたします。

会期は3月26日(土)から4月10日(日)までの2週間です。



桜の咲く気持のよい季節です。

マンボウも解除されましたので、よろしければお越しください。




Monday, March 21, 2022

そろそろ桜の季節です。

 いよいよ春。桜の季節ですね。

桜の季節になると言って見たくなる場所は皆さんあるのではないかと思います。

08.4.1 飯田橋

自分は得意先があったり、娘の学校があったりでなじみの深い飯田橋から市ヶ谷のお堀の桜が好きです。



飯田橋駅前の道路から外堀。



お電車は変われど、この景色は美しいです。




この当時はまだ201系も元気でした。


銀色電車よりも全身ペンキ塗られている電車の方が桜に映えますね。

Saturday, March 12, 2022

弊ブログ、本日よりダイヤ改正いたします。

以前ご案内いたしました通り、本日より弊ブログはダイヤ改正をいたします。

内容とは関係ありません

本日以降は隔日もしくは中2日おきを目標に行っていた定期的なアップロードを今後不定期と致します。

その理由につきましては下記の様な理由です。以下は先月ご案内した内容の反復です。

数年前ぐらいからうすうす感じていたのですが、ブログという情報発信手段も時代の流れとはだんだん離れつつある気がしていました。既にYahooブログ他、いくつのプロバイダがブログから撤退をしていて、来年閉鎖を明らかにしてるプロバイダもあります。お友達が結構そのあおりを受けてブログ維持に苦戦しているのも見ていました。

また、SNS全盛の時代となって閲覧数も低迷しているのは皆さん同じ状況のようです。更には心無いコメントや本題と関係ないコメントなどで更にやる気を失わさせられるというのもお友達と共通の悩みでありました。

そこで、弊ブログにつきましても本日からダイヤ改正を行い、減量ダイヤに変更いたします。これまで基本2日に一回更新を目標にしてきましたが・・・

*記事を書くための準備が結構大変で、体力的に結構しんどいと感じるようになってきました。

*個人的に情報発信手段がほぼSNSに移行しており、ブログは時系列的にはそれの劣化版情報にならざるを得ないという気持ち。

*お友達の多くはそちらのSNSで既に情報交換が済んでしまっている。。

*何故か、PC以外から管理者画面に入れなくなって、リアルタイムの対応が今まで以上にできなくなって、頂いたコメントにレスポンスができないなど、ストレスを感じることが多くなってしまっていた。

*一部の心無いコメントに辟易して、モチベーションが維持できなくなった。

等の理由から、これまでの隔日目標の記事更新は中止し、更新頻度を下げて差し支えないだろうと判断しました。

最初は休止も考えましたが、アーカイブ性などはやはりSNSよりもブログの方が優位性が残されていることから、存続を決意しましたが、内容的には減量ダイヤとすることとしました。とういことで、更新頻度は減らしますが、気分の乗った時は連続更新をするかもしれません。

何もアナウンスなしに更新が無くなると皆様にご心配をかけかねないと思い、以上ご案内とさせていただきます。



それではまた。

Friday, March 11, 2022

架線柱をもとめて その18(最終回) 路面電車九州編

昨年から長らくやって来ました架線柱シリーズ、今回で最終回です。

最終回は九州の路面電車です。

なお、編集ミスで大半が以前アップした関西編と重複しておりますこと、ご了承ください。

83.3.7 折尾

西鉄の北九州市内線です。
折尾駅を出た場所の風景で、立派な架線柱がありました。



北九州市内線の光景です。

76.7 北方


こちらは西鉄の北方線の終点・北方駅の様子です。


21.2.27 筑豊直方


筑豊電鉄です。
筑豊直方は高架線で、造りは結構高規格で、将来の区間延長を見越していたようですが、今となっては夢と消えた感じです。
これだけ見ると高速電車がやって来そうな雰囲気です。

90.5.7 永犬丸

筑豊電鉄は全区間専用軌道で、路面電車感は薄い郊外電車的な雰囲気です。

18.4.24 萩原

こちらを見ても完全に郊外電車の雰囲気です。


長崎に移ります。
こちらはお友達からの頂画像です。
かなり昔の蛍茶屋の車庫風景です。
架線柱だけに止まらず、実に良い雰囲気ですね。



場所が分かりませんでしたが、前回アップ時頂いたコメントで浦上川をわたる鉄橋とのことです。  大橋電停をでてすぐのところになるそうです。上の画像とは同じタイミングで撮影した画像になります。橋脚に架かる架線柱はあまり見たことが無い形状をしています。

架線柱画像が見つからなかったのですが、熊本市電もワンカット。

13.7.23 辛島町

最後は鹿児島市電です。

13.7.22 高見馬場


最近の整備でセンターポールの架線柱になったようです。
電車の塗装も以前の塗装が復活したのが嬉しいです。

02.4.13

こちらは車庫にお邪魔した時の画像です。

これにて長々と続けてきた架線柱の旅のお話はおしまいとします。
鉄道ごとのバランスがなかなか取れずに意外と苦戦しました。
読者の方の中には、『なんでここが無いの?』があったかと思いますが、そのあたりは個人の記録なので大目に見てやってください。

また、今回をもって定期的なブログアップも終了と致します。今後は気の向いたとき更新に変更いたします。
ご愛読、ありがとうございました。

Wednesday, March 9, 2022

最初で最後の東武350型

 先週末にダイヤ改正で定期運用が無くなる東武350型を見てきました。


22.3.5 浅草

梅の花も咲いて、お天気も上々、春が近いですね。
春が近いということは、ダイヤ改正も近いということ。
350型もそのダイヤ改正を前に定期運用から離脱するとのこと。
これまで実は一回も見たことのない350型。一回ぐらいは見ておきたいと運行最終週にちょっとだけ見に行くことにしました。

81.11.21 花崎

350型はもともとは急行りょうもう号用の1800型ですが、1800型については実に疎遠で、過去これ一枚しか撮っていません。
350型に至っては何故かこれまで一回も見たことがありません。
そこで、一回ぐらいは見たいというのが今回のお出掛けの動機です。


東武線らしい場所で撮ろうと考えていろいろ悩みながら、結局は一番安直な場所で撮ることにしました。350型の前に100系のDRCけごん風カラー車がやって来ました。


そして待つことしばし。回送電車がやって来ました。



撮影後は駅構内へ。
ちゃんとイラストがありますね。


最終の週末なんかに行くので、この場所も大混雑。
でも平和に写真撮れました。


こういうの、良いですね~。



引退については鉄道側もかなりのPRしていました。


本命の下りきりふり号も安直な撮影地選択。



そしてカメラを構えると、なんと!電池切れサインが!
全くの準備不足です。
途中でダウンしてはいけないので、スマホ撮影と相成りました。
その上、この列車に限って上り電車と被るという、トホホ。
安直な姿勢には厳しいしっぺ返しが用意されているものです。


というわけで、一期一会の350型は東武日光へと去ってゆきました。

Monday, March 7, 2022

架線柱をもとめて その17 路面電車中国・四国編

架線柱をもとめての旅、今回は路面電車の中国、四国編です。

最初は岡山電気軌道です。

14.3.10 東山

架線柱とは関係ないですが、まずは味わい深い東山の車庫の風景から。


そして、印象的なのがこちら。


西大寺町から旭川を渡るセンターポール区間は何回見ても良い風景と思います。


最後に昔日の画像も添付しておきます。

19.9.3 江波

広島電鉄です。
路面区間はほぼ架線柱が見当たりませんが、車庫は懐かしい衣装の架線柱がありました。


江波車庫の架線柱は装飾性のある美しいものでした。

16.9.3 土橋

土橋付近では辛うじてオリジナル架線柱が見られました。

路面電車と郊外電車のクロスは過去は結構見られましたが、今一番見やすいのは伊予鉄道の大手町駅付近でしょう。


16.9.2 大手町

伊予鉄道の架線で一番楽しいのはやはりここでしょう。
架線は路面電車もシンプルカテナリになっています。



何とも不思議な組み合わせの離合風景です。

16.9.1 伊野

こちらは土佐電気鉄道伊野の引き込み線です。


この引き込み線の奥には電留線があったのですが、すでに本線とは繋がっていませんでした。


こちらは道路の脇を走る単線区間の様子です。