架線柱の旅、しつこくまだまだ続きます。
今回は関西エリアの地方私鉄です。
まずは近江鉄道から行きます。
08.11.14 鳥居本 |
近江鉄道の架線柱は木製のものが主流ですね。
22.2.8 水口松尾 |
先日訪問時も多くの木製架線柱が健在でした。
次は野垂れ死にに近い最期を遂げた野上電鉄です。
92.10.6 北山 |
架線の設備もプリミティブというか最低限の設備でした。新しい架線柱があちらこちらに横たわっていましたが、結局使わずじまい。この辺りの杜撰さも指摘されて欠損補助が停止されてしまったわけで、同電鉄の体質がここからも垣間見えます。
81.8.31 日方 |
始発前に到着したら、電車のパンタグラフが上がっているのに電気がついていなくてお供しません。暫しするといきなりあちこちの電車から音がして電気が点きました。
要は終業時にパンタを降ろさず主電源を切ってしまっていたのですね。
これも驚きでした。
81.8.31 紀伊野上 |
魅力的な電車と沿線風景でしたが、経営的にはなんともでした。
叡電です。
08.11.1 元田中 |
複線区間が続く叡山線では、しっかりした架線柱が建植されています。
さすが、電灯会社ですね。
嵐電です。
今はどうかわかりませんが、以前は木製の架線柱が並んでいます。
次回は中国地方に移ります。
4 comments:
先日の桜田式架線柱の話の続きで、とれいん誌に叡電には”結構柱”という柱があって...ということで、つい、とれいんの古本を入手したりで架線柱づいてしまいました。桜田式架線柱は東武のひがしあずま駅構内に一対残っているようで、グーグルストビューでも見れますが近々行ってみようかと。以上、架線柱情報でした!
マメウサギさん
結構柱!
知りませんでした。
どれがその架線柱なのか気になります。
結構柱は架線柱の4本の柱の表をN、Z、X字で補強するのでなく、1スパンの中に子供の綾取りのつづみのように放射状に補強材を入れたものという説明で...わからないでしょうね?とれいん1997-6No.270かもしくは津島軽便堂さんのhttp://tsushima-keibendo.a.la9.jp/keifuku/eiden1.htmlの叡電車の12枚目の写真でかろうじてわかるかどうかなんですが...
マメウサギさん
津島さんの写真拝見してわかりました。
これ、見た気がします。
独特の架線柱ですね。
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