Sunday, January 16, 2022

架線柱をもとめて その6 関東の地方私鉄編

架線柱行脚、地方私鉄編第二回は関東の私鉄に移ります。


05.8.17 根小屋

上信電鉄です。
古いレールを使った架線柱で、オリジナルのデザインのもののようです。


緑色の塗装と合わせて風景に良く馴染んでいる気がします。

05.4.5 上州富岡

ほぼ同じ架線柱が全線にわたって建植されています。

04.12.3 高崎

こちらは高崎駅。

終端部の架線柱もなかなか見るべきものがあります。

04.12.3 大胡

上毛電鉄です。こちらは大胡駅構内の架線柱です。

11.5.21 


鋼材をプレスで抜いて作ったと思われる、地方私鉄でよく見かけるタイプの架線柱となっています。模型でもこれが欲しいですが、製品でも出ない限り工作は結構難しそうです。




 
こちらもほぼ全線このタイプが続いていました。

04.12.23 

次は日立電鉄。
これは、常北太田に近い鉄橋に建っていたか細い架線柱です。


08.12.3 波久礼

秩父鉄道です。
同線は全線にわたって古レールを使った架線柱が標準です。



繊細な印象の架線柱も良いですね。

09.3.7 白久

このように全線にわたって同タイプが建植されています。
これだけの古レールが一気に入手できたのでしょうか?
調達方法も気になります。

10.4.6 上長瀞

上長瀞駅にある変電柱(正しいか不明)も架線柱と同仕様です。



この架線柱、お気に入りであちこちで撮っています。

10.9.2 三峰口

続きます。






8 comments:

  1. 秩父・上信・上毛、どこも木柱でなく統一されたデザインなのが良いですね。秩父に小学生のころ初めて行った時から、あの架線柱は印象的でした。

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  2. Cedarさん
    この3私鉄、それぞれ個性のあるデザインの架線柱が延々と続いていることが特徴ですね。
    電車が来なくてもそれだけで結構楽しめちゃいます。

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  3. 私はこういう角ばった鉄製の単線架線柱の方が好きなのですが、模型の場合円筒形以外だと本数がたくさんいる割に制作しにくいのがネックですね。
    (H形鋼が柱のように立っているタイプははんだ付けの覚悟があればレールの流用もできますが、他がちょっと思いつかない。)


    ちなみに逆パターンの「市販品架線柱→他の物」流用ですと、幹線複線区間などにあるトラスの門のような架線柱を以下のような改造流用したものを雑誌などで見かけた記憶があります。
    1:アメリカなどにみられる古い高架鉄道の高架橋脚にする。(当然碍子などは切除)
    2:足を切り取ってトラック改造はしご車の折り畳みはしごにする。(よく見ると形状が違うが)
    3:同じく足を切り取り、はしごを張り付け「火の見櫓」にする。(小型の低い奴で梯子を上ってそのまま半鐘とかをたたく奴。)
    4:ほぼそのまんま(架線吊るす部分のみカット)で工場の入り口の門にする。

    ・・・架線柱というより鉄骨トラスの需要の気もしますが。

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  4. レサレサさん
    見た目に魅力的な鉄製架線柱は模型ではネックになりますね。
    レールタイプはさておき、上毛電鉄タイプはハードルが高そうです。
    この辺りは将来的にも製品化望み薄かもですね。

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  5. ご無沙汰しています。気になって検索したところ、上毛のものは東武野田線にもあって”桜田式”とか言うようです。詳しくは”レイルNo.47”とのことで”トレインスタッフブログ”https://modelernahibi.blog.jp/archives/4347737.htmlにありました。
    (私はレイルNo.47は手元にありません...涙目)
    架線柱は試作したことがあったんですがサイズが長くなって3Dプリンターでは高くついた覚えがあります。しかし、ちょっとそそられる形状ではあるので、作る際はどこかでうまく2つに分割しないとと思ってます。

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  6. マメウサギさん
    ご幼児ありがとうございます。
    桜田式というのですね。
    キットいくつかのメーカーが供給していたのですね。
    ちょっと調べてみます。
    あの形、模型で何とか再現したいですね。

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  7. さらに調べたところ、東あずま駅に1組?残存しているようで、こちらはグーグルマップでもホーム内から確認が可能です。近々行って実寸を採寸したいものです。

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  8. マメウサギさん
    桜田式、都内でもしたたかに残っていましたか!
    今度見に行ってみたいと思います。

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