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Friday, February 19, 2021

武蔵野の風景が残っていた東武線 新田~蒲生間

 東武線は現在複々線区間が北越谷駅まで伸びて、民鉄の複々線区間としては最長距離区間になっています。

しかしながら、複々線化前の新田~蒲生間は実にのんびりとした武蔵野の風景が残っていました。

81.12.22 新田ー蒲生

駅の中間地点付近には綾瀬川を渡る鉄橋があり、その前後区間は畑が残るのどかな風景でした。


当時は荷物列車や貨物列車も走っていました。

綾瀬川、遠目から見ればきれいですが近づくとごみだらけで、決して褒められたものではありませんでした。

この写真でもドラム缶などが浮かんでいたりします。



さまざまな列車が走る中、お目当てはこちらのカステラ電車。
当時は普通にばんばんやって来ました。
因みに伊勢崎線は路線延長114.5Kmで3セクを除く民鉄では営業距離最長だそうです。
私はてっきり近鉄大阪線かと思っていましたが、こちらは108.9Kmでわずかに及ばず。
ただ、複線での最長距離は大阪線に軍配が上がります。



貴重なリバーサルフィルムではDRCやりょうもう号などは被写体になっておりません。
そちらはモノクロフィルムでは一応記録はしております。


空っ風が吹き抜ける約40年前の記憶です。

6 comments:

Cedar said...

電化当時の架線柱がいい感じですね、万事国鉄風な東武でしたが架線柱は私鉄らしくて好きでした。
これも古い思い出ですが、乗っていた電車が蒲生で優等列車を退避後、本線に出るポイントがスプリング式だったのはちょっとびっくりでした。

モハメイドペーパー said...

蒸機が走ってきても違和感のない風景ですね。準快速と準急、どちらが上位なのかよくらわらない列車種別もありました。

chitetsu said...

Cedarさん
大動脈路線の副本線から本線へのポイントがスプリングとはびっくりですね。
東武線は今も架線柱は往年のものが多くて楽しいですね~。

chitetsu said...

モハメイドペーパーさん
この辺りまでくると東武らしいのどかな雰囲気が残っていました。

赤影 said...

カステラの準急、甲高い吊り掛け音を轟かせながら疾走してきて、迫力がありましたね。
大手私鉄では最後まで残った、シル・ヘッダー付き吊り掛け車による高速運転だったと思います。
今日は西武多摩湖線に行ってきました。

chitetsu said...

赤影さん
そうですね。
関東大手私鉄では希少な存在でしたね。
優等列車にも入って運用されていたのも良かったです。
多摩湖線、私も行ってきました!