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Sunday, December 27, 2020

明延の不思議な『電車』

 明延鉱山に行ったら是非とも見たかった車両が2両ありました。

その車両は『赤金号』と『白金号』です。

どちらも独創的な車両で、鉱山お手製感満載の車両です。製作された目的は幹部の移動用や保線などの業務用、そして実際にお客さんを乗せることもあるというマルチユースの『電車』でありました。



こちらが『赤金号』です。
ユーモラスな一つ目小僧です。
手前側の扉は乗務員用、奥が乗客用で、手前の扉は潜り込むようなすごく狭いものです。



こちらは運転台です。
ブレーキは車のサイドブレーキの様なものだけで、エアブレーキなんてありません。



運絵席を窓の外側から見たところです。
ベンチシートになっていて、ここにもお客さん乗せたそうです。
昔のタクシーのベンチシートを思い出させます。


少し上を見ます。
運転席から客席には行けない構造です。



反対側から見た車内。
運転台は一か所のみ。
つまり、逆向きは乗客越しに前方を見て走るという、際物です。



客室から見た運転席です。
凄い電車です。



こちらは『白金号』です。
こっちの方がデザイン性は高そうです。


なかなか可愛らしいです。



サイドビューです。

ドアには窓が無く、外吊式です。

こっちはうっかり車内を撮るのを忘れてしまいました。


4 comments:

にぶろく said...

この2両はいつも明延で昼寝していました。
時々1円電車の運用に入ると聞きましたが、
当時から有名だったので割と乗客が多くて
この1両では乗り切れなかったと思います(笑)。

chitetsu said...

にぶろくさん
確かにこの車両では運ぶ人数少なすぎますね。
閑散時しか出番は無かったのでしょうね。

Cedar said...

こりゃやはりすごいですね!
デザインした人のセンスに脱帽!

chitetsu said...

Cedarさん
この設計した人、なかなかですよね!
可愛らしい電車を一生懸命に考えて作ったのでしょうね!