拙著・新刊書籍のお知らせです。
下が初版・二版、上が今回の三版です |
2017年に初版を発売しておりました『飯田線の旧型国電』がおかげさまで版元売切れ久しく、今回有難いことに三刷目の増刷をすることができました。
今回の話が来たのは8月になってから。編集部との打ち合わせで単純に重版しても面白くないだろうということで、今回の増刷に合わせて諸先輩方にご協力を賜り、24頁の大幅増頁及び掲載写真の一部差し換え・編集し直しも行って増補版として仕上げました。
上写真のように、表紙も修正箇所が増えたのでイメージチェンジしました。
今回の増補版では下記の部分を追加補強を行い、飯田線旧型国電本決定版を目指しました。
*不足気味であった流電の活躍風景及び快速色時代の画像を追加して流電紹介を充実させた
*同じく不足気味であった17M電車の画像を追加・充実
*さらに遡った社形時代の画像提供を頂き掲載
*佐久間ダム水没区間の貴重な画像を多く掲載
*前回誌面の都合で割愛した電気機関車を買収電気機関車からED18,19を経てED62までを新たに掲載
*一部不足・不鮮明であった画像を差し替え
*運用表を流電時代と第一次置き換え後の二つを掲載、当時の運用シーンを追えるようにした
等を行い、約180カットの貴重な諸先輩の画像を追加しました。追加画像の大半は未発表画像となりますので、新鮮な気持ちでご覧いただけるかと思います。
以下ダイジェストです。
希少と思われるスカ線時代のモハ14のカラー画像も入れました。
4 comments:
さっそく拝読いたしました。
私鉄買収線区フェチ(?)としては、自分は間に合っていない買収国電のシーンや、架線柱や施設に昔の面影が残っていた時代に痺れます。4年前に豊川~豊橋間を乗ったのが最後ですが、私鉄当時の架線柱がところどころ残っていました。
Cedarさん
さっそく読んでいただき、ありがとうございました。
飯田線はもう20年以上乗っていませんが、今でも私鉄時代の架線柱は結構残っているらしいです。
改めて乗ってみると楽しいかもしれません。
戦前型電車末期は、準戦時設計モハ60改造セミクロス車が主力で塗装もスカ色に統一されていましたが、モハ52は湘南色の方が優等車らしい派手さがあって見栄えがしますね。モハ32のぶどう色とクリーム色の快速色も、重厚さとシックなスマートさの兼ね合いがなかなか恰好良いです。
昭和20~30年代の飯田線の、社形電車・17m車・各種輸入電機が行き交う光景を写真で見ると、私鉄買収線区らしい何でもありの独特な面白さがありますね。
もう増補版と思ったけど、初版から3年以上たっているんですね。売れ行き好調なのは写真提供者として嬉しい限りです。
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