古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

Friday, October 30, 2020

早朝の南蛇井

変わった駅名で有名な上信電鉄の南蛇井(なんじゃい)駅。

09.12.8 南蛇井

始発電車がやってくる前の南蛇井駅に行ってみました。



まだ日が昇らない時間帯の暖かい照明に浮き出た駅舎というのも好きなシーンです。







もうじき上りの始発列車がやって来ます。




上りの始発列車はオリジナルの電車。
お客さんが何人か乗っていきました。



再び静寂に包まれた南蛇井駅。
味わいのある駅です。

Wednesday, October 28, 2020

軽便祭の時に見た山手線。

今年はコロナ禍で、はじめてオンライン開催となった軽便祭。

目黒で開催されていた時の軽便祭の空き時間で会場前で撮った電車たちもいつの間にか様変わりしています。


13.10.6 軽便祭の会場で

建て替えで日本橋に会場が移る前の目黒さつき会館で開催された2013年の記録からまとめてみたものです。



埼京線は205系。
6扉車が二両つながって、川越方はクハーサハーサハというちょっと不思議な編成でした。



山手線はE231系。
こんなに早く撤退するとは思いませんでした。



185系と並走しているE231系。



先日引退したスーパービュー踊り子。
晩年はかなりお疲れモードでした。


当たり前の姿もちょっと時間が経つと記憶になっちゃいますね。

Monday, October 26, 2020

時の流れから置き去りにされた駅。

都会にあって、頻繁に電車が走るのに、昭和の頃から置き去りにされたとしか思えないちょっと不思議な駅があります。



東武線の堀切駅です。



こちらは昭和の堀切駅。
駅舎もサイディング工事でお化粧直しはされていますが、この当時の建物が今も使われていいます。




今時の都会の駅はホームの端っこまで屋根があって、そのうえ最近はホームドアなんて言う面倒なものがついてて、凄く窮屈。
でも、ここは昭和の駅のままです。
ホームドア?それ何?
てな感じです。



近年はホームの上家は編成有効長いっぱいに設置されるというのが増えてますが、ここはどこ吹く風。
上りホームは3輌分ぐらいはあるものの、下りホームに至っては一輌ちょっとしかないという今どき貴重な乗客サービスの駅です。



まあ、ここを走る列車の乗客の大半は急行電車で通過ですから。
余計な設備投資はしたくないでしょうね。


上り電車がやって来ました。

寒いので、これに乗って帰ります。




Saturday, October 24, 2020

GO TO北陸 その10/最終回 上信越でまったり

 GO TO北陸の旅、すべての予定を無事終了。

そのまま帰宅しても良いのですが、温泉もはいりたいし、久しぶりの長距離ですし体力的にも心配なので、妙高高原で一泊してのんびりすることにしました。



宿泊したのは妙高高原の1000M超えのところにある燕温泉。
山の中の一軒宿です。



案内された部屋もなかなかゴージャス。
窓からは一面のブナの森が見えます。


夕食もゴージャス!


温泉も満喫!



でも、翌朝は天気予報通りの雨。
まあ、本命が晴れたので仕方ないですね。

20.9.18 古間ー黒姫


下山してしなの鉄道線をパチリ。
この日はあいにく国鉄色電車はこちら側には来ない日でした。


20.9.18 替佐ー蓮


本日の目的は長電の余命短いマッコウクジラ号ですが、途中で飯山線にも立ち寄りました。

20.9.18 信濃竹原


良い雰囲気の信濃竹原駅でマッコウクジラ号を待っていたら、なんと03系がやってきました。
もう、運用入っていたのですね~。
赤帯とスカートで印象が変わっています。


20.9.18 信濃竹原ー夜間瀬

この日は夕方まで03一本の機織り運用のようです。
せっかくなのでゆけむり号も撮影。
なんだか、同業者が多いなあ、と思ったらマッコウクジラ号の3連の特別運転日でした。

20.9.18 桜沢ー都住

ということで、待つことしばし。
マッコウクジラ号の『特急・長野』ゆきがやって来ました!



反対側からは、まだ本数のある2連が。

20.9.18 須坂

須坂の構内でマッコウクジラを見学して、全ての旅程終了です。
お付き合いいただきありがとうございました。


Wednesday, October 21, 2020

お知らせ 飯田線の改訂増補版が完成しました。

 拙著・新刊書籍のお知らせです。

下が初版・二版、上が今回の三版です

2017年に初版を発売しておりました『飯田線の旧型国電』がおかげさまで版元売切れ久しく、今回有難いことに三刷目の増刷をすることができました。

今回の話が来たのは8月になってから。編集部との打ち合わせで単純に重版しても面白くないだろうということで、今回の増刷に合わせて諸先輩方にご協力を賜り、24頁の大幅増頁及び掲載写真の一部差し換え・編集し直しも行って増補版として仕上げました。

上写真のように、表紙も修正箇所が増えたのでイメージチェンジしました。

今回の増補版では下記の部分を追加補強を行い、飯田線旧型国電本決定版を目指しました。

*不足気味であった流電の活躍風景及び快速色時代の画像を追加して流電紹介を充実させた

*同じく不足気味であった17M電車の画像を追加・充実

*さらに遡った社形時代の画像提供を頂き掲載

*佐久間ダム水没区間の貴重な画像を多く掲載

*前回誌面の都合で割愛した電気機関車を買収電気機関車からED18,19を経てED62までを新たに掲載

*一部不足・不鮮明であった画像を差し替え

*運用表を流電時代と第一次置き換え後の二つを掲載、当時の運用シーンを追えるようにした

等を行い、約180カットの貴重な諸先輩の画像を追加しました。追加画像の大半は未発表画像となりますので、新鮮な気持ちでご覧いただけるかと思います。

以下ダイジェストです。




カラー頁にも懐かしい快速色やスカ色時代の流電画像を追加して充実させました。



17M車時代のカラー画像も追加しました。
希少と思われるスカ線時代のモハ14のカラー画像も入れました。



前回は入手困難であった社形電車時代の活躍シーンも諸先輩方のご協力で掲載が可能となりました。



頁の関係で前回は触れなかった旧型電気機関車も今回は掲載しました。



24頁増えたのに、何と!お値段は据え置きどころか逆にお安く!!

ネコ社も気合入っています!

この機会に既刊お持ちの方もそうでない方も、、是非お手元に~。


Tuesday, October 20, 2020

GO TO北陸 その9

 GO TO北陸の旅、最後は富山地鉄に来ました。

20.9.17 越中荏原ー越中三郷

やって来たのは地鉄電車撮るには何かと便利な常願寺川の鉄橋。
到着したらすぐにやって来たのはレッドアロー。
この電車もそろそろ年貢の納め時のようです。

80.3.9 越中荏原ー越中三郷 


ここにやって来たのは1980年早春のこの時以来かもしれません。
どちらの駅からもそれなりに歩くのが面倒で最近は行っていませんでした。
1980年当時はオリジナルの吊り掛け電車もまだまだ元気でした。




昼間でも時間帯によっては4輌編成が走っていたのも、隔世の感があります。



今は大抵の列車が2輌編成なのが残念です。
この日は立山が微妙に雲に隠れていたのは生憎。

20.9.17 越中三郷ー越中舟橋

一通りの電車が短時間で見れたので、場所を移動。
かぼちゃ電車が来ました。

20.9.17 下段

立山線に移動。
何度見ても凄い下段駅。
愚息もそのヤレ具合に驚いていました。

20.9.17 釜ヶ淵

釜ヶ淵駅。
支柱の意匠が地鉄オリジナルのデザインをです。
弄られながらも現役なのは嬉しいです。

20.9.17 下段ー釜ヶ淵 


両駅の中間地点で電車を待ちます。
やって来たのはオーソドックスな京阪特急。
そろそろ次世代を考えないといけないお歳になってきました。



ミトーカレッドアローもやって来ました。
こちらは当面置き換えないようですね。

20.9.17 沢中山ー釜ヶ淵

最後は14760形で締めたかったのですが、生憎TQ。
ここで見るとがっくりします。



宿のチェックインタイム考えると制限時間いっっぱいとなりました。


これにて北陸の旅は終了、本日の宿・妙高に向かいます。

でも、続きます。

Sunday, October 18, 2020

鬼越ゾンビーズデニ、奇跡の本線復帰を目指して その1

 先日の上野毛レジェンドスピークイージーでCedarさんの鬼越ゾンビーズのうち、小田急デニ1000形をレストアすることになったことは、以前の記事で書きました

こちら⇒https://tsurikakedensha.blogspot.com/2020/10/blog-post_10.html


こちらがレストア対象のデニ1000形です。
風合いといい、ダメージ感といい、なんだか魅力的に劣化したモケーです。


このゾンビーズ、Cedarさんの実家で50年間倉庫で眠っていたものを発掘したものだそうです。小田急デニは2輌ありましたが、奥の1300のほうはちょっとダメージが激しく、私もレストアする自信が無かったので、手前の1000だけを預かってきました。




レストアの目標はこちらのM川さんデニですが、どこまで近づけるか。。。。




自宅にやって来たゾンビーズデニ。
改めてビフォーアフター用画像を撮影。
ウエザリングの効き方が妙にリアルです。



暇を見つけて・・・と思っていたのですが、なんだかどうも目線がここにゆきます。
そこで、順番を変更して早速レストア作業にかかりました。
この手の作業は気分のノリが大事で、気持ちが上がっている時にやらないと延々後回しになってしまいます。



ちょうど小田急1800も作っていて、材料不足で足踏みしていたことも良いタイミングでした。
このペースだと下の電車を追い抜きそうです。



車体は倉庫保管時にそれなりのダメージがあったようで、まずは車体を平滑にします。
でも、オリジナルの車体は尊重したく、ドア交換等はしないことにしました。


車体を一通り研磨してサフェーサー塗装しました。

1800をすでに追い越してしまいました。

鬼越ゾンビーズ、奇跡の本線復帰が実現しそうです。

続きます。