アメリカンな車輌たちに混じってカワイの機関車も鎮座していました。
半ばゾンビ化したそのED14、これもアメリカンですね。
オーナーのCedarさん曰く、これをいじってナローのインダストリアルロコに化けさせようとして放置中とのこと。
以前から興味を持っていたカワイのこの機関車、このレトロチックな塗装も相まってすごく気に入りました。
そこでお願いして譲り受けることになりました。
帰宅後はひとまず走るのか走行チェック。
ちょっと調整したら、まずは無事走ってくれました。
分解開始です。
各部の部品はねじ止めで構成されているプリミティブな構造は、バラすのには好都合です。
分解整備、完了しました。
各部を磨いたりヤスったりして加工後、再塗装。
色合いは譲り受け前を尊重してなんちゃって近江鉄道カラーとしました。
何といってもそのカラーリングに一目惚れしたのですから。
もしぶどう色なら、手元に来ることは無かったかも。
塗り終えました。
近江テイストの機関車が完成です。
親会社の汚わい貨車とつないだりして。
完成後のビールはおいしいです。
完成したからには、故郷に錦を飾らないといけません。
ということで、元オーナーにアポイント入れました。
オーナーの快諾を得て、早速乾杯イエイ!
上野毛スピークイージー、再び開催です。
会場テーブルに無造作に置かれた鯨川レジェンドモデル。
40年間この状態で放置は勿体ない!
早く、完成させましょうね。
というわけで、宴もたけなわになったところで、ED14お披露目試運転です。
がーがーうなりを立てながらもまあまあ快調にCedar Electric線を無事走行しました。
凄い凸凹編成ですが、どう見てもED14が大きい。。。
きっとオーバースケールなのでしょうね。
鉄にゃんもあきれ顔です。
というわけで、里帰り興行は無事終了いたしました。
6 comments:
里帰り興業、お疲れ様でした。
それにしても、あのオーバースケールっぷりに驚きました。
当時は結構あちこちで模型鉄道で走っていたカワイED14ですが、誰も気が付かなかったんでしょうか?
大らかな時代だったんですね。
Cedarさん
お世話になりました!
あんなに大きいとはあの時まで気付きませんでした。当時はそのあたりをうるさく言う感覚では無かったのでしょうね。
カワイとか鉄模の模型はスケールを超越しています。寸法を計って何分の一なのかなんて計算をしてはいけないのです。
モハメイドペーパーさん
カワイ製品は時空もスケールも超絶している、ということですね〜。
ED14は紺塗装ですと、窓枠付近を濃い目の鈍い赤系(あずき色)で色さしするとメリハリがつきます。
・・・と言いますのも、私もNゲージでED14(鉄コレ)を保有しており、インターアーバン電機のイメージ(注)でこの塗装をやってみた所、なかなか味がでました。
(注:理由は不明ですが、アメリカの電機を見ると窓枠だけ明るい色のものがあるので。)
レサレサさん
窓枠を塗分けるのはアメリカの車輌ではおおいですね。
今回のはオリジナルのイメージを大事にしましたので、黄色い帯程度で済ませました。
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