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2020年8月3日月曜日

高崎駅で見た機関車たち

前回の国鉄時代の連載では高崎にやって来る電車の話題を書きました。
その記事のために同時スキャンした高崎で見かけた電気機関車の写真をまとめてみました。

77.10.3 高崎

当時の高崎で見られた中では一番の古豪はEF12形でした。
写真は長編成の貨物列車をけん引して高崎に到着した列車です。


77.10.3 高崎

EF15形は当たり前にみられる機関車でした。
背後の木造洋風駅舎が懐かしいです。

78.4.29 群馬総社

こちらは、引退後疎開留置されていた戦前形電車を見に行った折、偶然やって来たEF15牽引の貨物列車です。

77.11.3 高崎

77年には一か月の間をあけて高崎に二度行きました。
二度目は高崎の機関区一般公開を見学しています。
ここで見たEF55形がよもや本線を再び走行するとは予想だにしなかったです。


77.10.8 上尾ー宮原

高崎に行くには新幹線も無い時代、さらに学生の身分なので当然ながら普通列車で行きます。高崎線の普通列車と言えば115でしたが、一本だけ上野発の客車列車が残っていました。
これは信越線経由新潟まで行く荷物列車運用の都合で存置されていたもので、6:20上野発2321列車でした。
この2321列車は高崎まで二時間半を要し、一時間半強で行ける現在と比べると隔世の感があります。当時でさえ電車に比べるとかなりな鈍足でしたが、急行に乗車しなくても汽車旅を楽しめる唯一の列車でしたので、高崎・東北線の行くときにはこの列車を選びました。
これはその乗車一週間後に宮原付近で撮ったものです。



77.10.3 高崎

この2321列車は高崎行きの列車ですが、実際はその先長野まで行く旅客列車でした。
高崎からはEF58からEF62に機関車を付け替えます。
高崎からは321列車として長野を目指します。
この列車の長野到着は12:53分ですので、上野から実に6時間半を要するのんびりとした列車でした。
因みに駅すぱあとで検索すると・・・・
『はやい』 上野6:22⇒長野7:38 所要1時間16分
『やすい』 上野6:26⇒高崎8:16-8:50⇒横川9:23-10:10⇒バス⇒軽井沢10:44ー11:12⇒長野12:45 所要6時間19分

でした。
『やすい』ルートだと、40年前とあまり変わらないのですね。。。。

2 件のコメント:

通りすがりの64 さんのコメント...

待ってました!の高崎シリーズですね。地元民としては黙っていられず。。毎年文化の日に開催される「高二祭」には欠かさず行ってましたので、きっとニアミスしてましたね。。(笑)
EF12は実車も模型も人気なかったのですが身近で見ていた者としては想い入れ深いカマです。2321列車は群馬在住の高校生には乗りにくい時間帯の列車でしたが321列車は用もないのに安中ぐらいまで乗って引き返してくるとか無駄に乗りまくりました(笑)
この写真は5番線発なので珍しいですね。。しかも客車7両+ユニみたいだし。321レは通常5両+ユニで2番線発だったと記憶しています。

chitetsu さんのコメント...

通りすがりの64さん
さすが、地元。詳しいですね!
2321列車は途中で結構停車するので、その間に客車撮ったりと楽しかったです。