都県境をゆく

東京アラートが開場されましたね。
緊急事態宣言発令後、県をまたぐ移動は制限されました。
私の自宅からそれほど遠くない場所にそのような都県境があります。
先日のある朝、気分転換にその都県境まで散歩をしてみました。

板橋区と和光市の県境付近には昔からのお屋敷がタイムポケットのようにいくつか残っています。
都県境は川を境に・・・かと思ったら結構入り組んでいます。
この橋自体は都県境ではありませんが、右手のマンションは東京都、目の前の道路は埼玉県です。こんなところは至る所にあるでしょう。

目的の都県境はここ。
先ほどの場所からちょっと行ったところで７０００系電車を撮影。
埼玉県に約２００Ｍ侵入していますが、これぐらいはさすがに勘弁してくれるでしょう。
手前は東上線。有楽町線と並走する区間は和光市からこの成増手前までの僅かな区間です。

有楽町線は両端部が地上に出ており、乗り入れ線区では撮り放題ですが、地下鉄線区間でまともに写真を撮れる場所はほぼ無く、その点だけでいえば希少な場所です。

こちらは１９７７年の同じ場所です。
画面奥の神社はそのままですが、今より鬱蒼とした雰囲気です。
この翌年有楽町線のこの区間の工事に着手、１０年後の１９８７年に開業しています。

これはもう少し和光市側ですが、今と違ってのんびりとした雰囲気でした。
やって来る電車もこのように７３・７８系と８０００系ばっかりでした。

東急車もやってきます。
編成後部はまだ東京都内です。

置き換えが発表され、新車デザインも出ていますね。
まだまだいっぱい来るうちにもうちょと７０００系を記録しておきたいところです。