2020年4月4日土曜日

小松駅で見たビフォーアフター。

小松で再会を果たしたボンネット特急。

クハ489-501 20.3.20 小松

これとあわせて気になるのは駅の反対側から出ていた二つの私鉄のその後を見ることでした。

76.3.26 新小松

こちらは廃止前年に訪問した尾小屋鉄道の新小松駅の風景です。
画面で尾小屋鉄道の駅舎の奥に見える工場が小松製作所の工場で、その手前に北陸鉄道小松線の小松駅があります。


20.3.20 小松
 1977年の廃止からちょうど43年後にあたる日に見た新小松駅跡地です。
現在は新幹線の工事で近づくこともできませんでした。
上の写真と同じところで撮りたかったのですが断念。
これは上の写真の奥側から逆方向を見たところです。

20.3.20 小松
 振り向くとコマツの大きなダンプカーが。
以前の工場は無くなり、このような広場になっています。

モハ3001 80.3.11 小松

こちらは40年前の北陸鉄道小松駅。
上の写真はこの右側を向いたところです。

20.3.20 小松

こちらが小松線の小松駅跡になります。
こちらも同じ場所は工事中で断念。
現在は駅へのアプローチになっており、さらに工事が進んでいるようでこちらも痕跡は一切ありませんでした。

20.3.20 小松

小松駅側から見たところです。
左が小松製作所工場跡地、中央が北陸鉄道小松線の小松駅跡、右手が尾小屋鉄道新小松駅の跡地です。

20.3.20 小松

結論として二つの私鉄路線の過去の遺構は一切見ることができませんでした。
氷雨も降ってきたので、この電車で再び国鉄の面影をもとめて移動をします。

6 件のコメント:

  1. 尾小屋鉄道や北陸鉄道小松線があった頃の面影は皆無となり、昭和に訪ねた者としては寂しい限りです。
    周辺をストリートビューで見みましたが、当時は駅から少し離れると田んぼが広がり尾小屋鉄道の線路際から小松線の電車が見えましたが、現在は宅地が進みショッピングモールも出来、その変化には驚くばかりです。

    返信削除
  2. 三等急電さん
    今回電車の車内から見た小松駅周辺の変貌もすごいですね。
    新幹線も止まるとなれば駅前はすっかり変わるも致し方ないのでしょうね。

    返信削除
  3. 小松へ行かれたのですね。
    尾小屋の狭い線路の写真を見るとゾクゾクします。
    この尾小屋の写真の2週間後に私は出張で小松工場へ行き仕事の合間に撮ったのが
    例の新小松駅俯瞰写真です。

    小松プレス工場や北鉄小松線、尾小屋鉄道構内がごっそり消えて
    小松駅東側はすっかり変わりましたね。
    その後も新幹線開通に向け今も工事が進められているのですね。
    新幹線開業した松駅はさらに一変し遠い昔の小松駅のことを知る人も少なくなって行くでしょう。

    返信削除
  4. katsuさん
    やはりお仕事で小松に行かれることは結構あったのですね。
    そうなのかな~と思いながらコマツの敷地を見ておりました。
    今回行くまでコマツの工場までなくなっているとは思いませんでした。
    正直新幹線がこの駅に停車することも行くまで知りませんでした。
    すっかり様変わりした小松駅にはほんとうにびっくりしました。

    返信削除
  5. 実は北陸鉄道小松線の一番最後の乗客はこのワタシだったりします。

    最終日は午後より運賃無料となりました。最終列車に乗り、終点で
    他のすべての乗客たちが改札を出たのを見計らって、一番最後に改札を
    通り抜けました。

    一番乗りを目指す人は多いと思いますが、「最後」にこだわる人間は
    あまりいないかもしれません(笑)。

    小松線廃止の花電車の写真をアップしたURLを、投稿者名(Tomii)に
    リンクさせていただきました。(葬式鉄は本当はあまり好きではないのですが)

    返信削除
  6. Tomiiさん
    そうだったのですね。一番最後の乗客というのも滅多経験できないことですね。
    小松線と福井の南越線はあっと気付いたら廃止になっていたみたいな感覚で、心残りがありました。

    返信削除

コメントはフリーでお受けしています。しかし、個人的なブログですので、リプライ及び不適切と判断したコメントの削除は管理人判断で行ないます。