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Tuesday, April 14, 2020

偶然出会えた『市電』南北直通開通日。

七尾線の国鉄形車輌を満喫。
津幡から『在来線』で富山に向かいました。
偶然ですが富山の『市電』、南北開通の初日に立ち会えました。
その様子をレポートしたいと思います。

20.3.21 富山

多くの人々に見守られながら新たな時代を迎えた、富山のトラム。






電車にはこのようなラッピングが。


南北直結お祝いムードです。
暗い話題の多い中、これは喜ばしいことです。

20.3.21 富山
 駅構内もお祝いムード。

20.3.21 富山

よくわからないオブジェも。

20.3.21 富山

南北一体化の歩みのパネル展示もありました。

パネル展示から

富山港線の前身は富岩電鉄。
戦時買収で富山港線となったのち、戦後に富山地鉄は富山港線を返してくれ、と要望したと聞きます。
それが、思わぬ形で実現。
77年振りに再び富山地鉄の路線となった、というのも歴史を感じさせます。

ボ2 80.3.9 四方

上の写真で試運転している富岩電鉄の電車の末期の姿はわが目で見ることができました。

デ5019 80.3.9 富山駅前

こちらは同じ日に見た富山駅前の電停。
射水線直通電車の折り返し風景です。

20.3.21 富山

ついに富山駅を貫通した富山港線。
路線名も富山ライトレールから昔の富山港線に戻りました。
二系統の電車が南富山と富山大学前まで直通します。

クハ79934 79.3.20 富山

41年前の富山港線・富山駅です。
この電車が走っていたことなんて、信じられない変化です。

20.3.21 富山

お祝いムードの富山駅前電停。
懐古的なことは別として、町と共に歩む元気なトラムになることを期待したいですね。

8 comments:

Cedar said...

富山のトラム、現地にお友達も出来たので、行こうと思ってましたがこの状況では難しいですね。
コロナ禍が長引くと、地方私鉄の経営にもダメージがあるんじゃないかと心配になります。

chitetsu said...

Cedarさん
この時が行けるかどうかギリギリの時でした。
大井川鐡道は井川線の全面運休とか信じられない事態になっていますし、このダメージは大きいでしょうね。
変なことが起こらないことを祈りたいです。

モハメイドペーパー said...

 いいタイミングでしたね。行きたいけど、夏までに緊急事態が治まってくれるだろうか。

chitetsu said...

モハメイドペーパーさん
正直行くまで開業当日ということさえ認識なかったです。
ダイヤ改正に合わせて開業したのかな?レベルでした。
でも、トラムの明るい話題の現場に立ち会えたのは良かったです。

緑の猫 said...

一昨年の夏に見た時は、直通運転の工事中で富山駅構内が迷路みたいでしたが、めでたく完成したんですね。富山港線も各駅のホームのかさ下げ?などで、72系や475系が走っていたのが不思議に思える変身ぶりですが、富山と宇都宮がライトレールを使った都市の活性化のモデルになると良いです。しかし、戦時買収は富山港線にとっては迷惑な話でしたね。

木造電車は総じて車体の変化が激しいですが、富岩鉄道の最後の生き残りは大正モダン風の面影がまだ幾らか残っているようにも。

72系全金車の白色のHゴムは、ふにゃふにゃと柔らかくて耐久性があまり無さそうでしたが、写真のクハ79は部分的に黒色のHゴムに交換されているようですね。

伊豆之国 said...

富山市内線には、19年ほど前、「富山の売薬」の店の見学をしたときに短い区間を乗ったことは、以前に書き込んだことがありましたが、それ以来富山県を訪れたことはなく(石川県内に日帰り出張した時に北陸新幹線で通ったことはありましたが)、「市内線とライトレールがつながった」ことは、富山県にゆかりがある方のブログを見て知ったのでした。
富山は、バスケットの八村選手の活躍と、大相撲・朝乃山関の大関昇進で、大いに盛り上がっているところだったのでしょうが、この悪性疫病の蔓延で、今はそれどころではない、「めでたさも中ぐらいなりおらが春」といったところなのでしょうか。

chitetsu said...

midorinoneko さん
結構時間がかかりましたが、直通して活性化できれば喜ばしいことですね。
もう国鉄であったことが不思議なくらいの変貌、戦後富山地鉄に戻されていたらどんな展開になっていたにでしょうか?

chitetsu said...

伊豆之国さん
市内線は結構変化に富んでいて楽しいですので、再訪されてはどうでしょうか。