古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

2020年3月10日火曜日

TGV-PSEを偲ぶ

世界で二番目に開業した新幹線であるフランスのTGVの開業時から活躍した車輌、TGV-PSEタイプが3月頭で引退したそうです。
今回はそのTGV-PSEを偲んでみたいと思います。

84.3.7 Dijon

1984年の卒業旅行でヨーロッパへ行ったときに、その話題の新幹線に短区間ながら体験乗車をしてみました。
乗車したのはディジョンからパリまでの区間でした。
こちらはそのディジョンに入線するTGV。



車内での記念写真です。
きっぷの買い方が分からず往生したのを思い出します。
乗った列車はTGV752。
パリ郊外から在来線に入って様々な車輌と行き交いながら終着駅に到着する光景はすごく新鮮でした。
この方式は今では当たり前ですね。

84.3.7 Paris gare de Lyon

パリ・リヨン駅に到着したTGV。

84.3.7 Paris gare de Lyon

オレンジ系のこのカラーリングはのちに変更され、今回の引退時に先頭車のみカラーリングを復刻されて走行したそうです。

84.3.7 Paris gare de Lyon

TGV-PSEタイプに乗車したのはこれ限り。
しかしながら高速車両が40年近く現役で活躍したこと自体が、驚きでもあります。
お粗末画像で、失礼しました。

8 件のコメント:

赤影 さんのコメント...

私も1983年の3月に、ジュネーブからパリまで乗りました。
早朝出発の列車で、新線区間はウトウトと夢の中、まさに夢の超特急となったのでした(苦笑)
ちょうど「チャンピオンマーク」付きの編成に当たりました。

chitetsu さんのコメント...

赤影さん
ちょうど一年前ですね。
新線区間は人家もない農村風景をまっすぐに突き進むような感じだったのが印象的でした。
その分、夢も見やすい(笑)。

Cedar さんのコメント...

使われ方が違うとはいえ、日仏新幹線車両の寿命の違いに驚きます。この車両のデザインは100系に似てますね。

chitetsu さんのコメント...

Cedarさん
高速車両で40年という寿命は驚きですね。
良くわかりませんが、向こうの一般車輌も日本よりも長寿なのでしょうね。

tobo さんのコメント...

32年ほど前に乗りました。ビュッフェが連結されており、クロックアンドムッシューとコーヒーを飲んだ記憶があります。いまでも喫茶店などでクロックアンドムッシューがメニューにあるとTGVを思い出します。

レサレサ さんのコメント...

そういえばTGVは機関車牽引なんですが、このせいで昔TMSの広告で見た3両編成短縮模型が異様な形状になっちまってた(客車1台に機関車2台…)のを覚えています。
フランスは駅ホームが日本新幹線のように電車に合わせた高さではない(写真でもかなり低いのが分かりますね)ので、モーターなどがない分、床面高さを下げられる客車列車の方が乗客の乗車によいのだとか・・・

ホーム高さというとKATOが氷河急行(スイス)列車や路面電車用として「低床式ホーム」という製品を販売してましたが、どの辺からホームの高低が分けられるんでしょうかね?
(日本の国鉄はイギリス式を採用としているため、高さ基準がアメリカなどにある地べたから乗車を考えていません。
 明治大正期の610㎜高ホームは電車どころか昭和の客車床面からでもかなり差がありますが、これでさえこのフランスのホームより高いですしね。)

chitetsu さんのコメント...

tobo さん
ビュッフェついている列車というのは、どこか楽しいですね。私は初乗車であまりウロつくこともせずに終わったのが残念です。

chitetsu さんのコメント...

レサレサさん
TGVの3両編成とはお笑いですね!実物であったらさぞや速かったでしょうね。