古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

Saturday, November 30, 2019

東京の看板建築をつくる その2

看板建築は細かい装飾が多く、スクラッチビルドをするにはちょっと手強い対象です。



その点ではレーザーカットには向いている対象かも知れません。
このような模様は手作業ではなかなか再現が難しいです。



このような切り抜き文字などもまさにレーザーカットの真骨頂です。




二棟完成してみると、どうもそれだけではジオラマとしてまとめるには物足らなく感じてきました。
そこで、もう一棟をスクラッチで追加することにしました。
追加分は二つのキットの組み立て方を参考にしてみました。






側面は左右の建物に挟んでしまうと殆んど見えませんので、簡単に作ります。




こうして一応仕上がった建物をベース板に並べてみました。
三棟あると、なんとなくそれなりに見えてきました。



ただ、ちょっとベースがキチキチなので、もう一回り大きいものに交換、配置も斜めにしてみることに。




これにて、地面は決定とします。



塗装をしてアクセサリーを仮置きしてみます。
ここまでくればあと一息です。
本日一日頑張って明日吉祥寺に持参します。

Friday, November 29, 2019

東京の看板建築をつくる

週末の吉祥寺でのイベントで展示するべく、新作ジオラマを2点製作中なのは既にこちらでアップしました。
https://tsurikakedensha.blogspot.com/2019/11/blog-post_26.html




当初は新作は秋葉線のジオラマだけで行こうかと考えていましたが、タイミングよく梅桜堂さんの看板建築キットが入手できました。
これは、軽便祭でペア―ハンズさんのブースにて展示されていた建物キットで、これまでにない本格的な看板建築のキットである上に、お値段もそれなりで大変魅力的でした。
ただ、残念ながら自分が気づいた時は既に完売でした。

もうちょっとしたら追加生産するという話を聞いていたので、ペア―ハンズさんのネット検索したら2つあるキットのうちの一つが入手できましたので、早速組んでみました。



キットはレーザーカットのペーパー製ですが、精度が高くズレなどのエラーは無く工作はどんどん進みます。




ここまで組んだ時にもう一度梅松堂のHPみたら、もう一つの看板建築キットも販売されいることがわかり、急遽追加購入することに。
これにて看板建築ジオラマも製作して展示できそうだと思いつき、急ピッチで製作を開始しました。




こちらの建物は現在江戸東京たてもの園に保存されている建物がプロトタイプで、かなり特徴のある建物です。




この繊細な窓枠はレーザーカットならでは。
自分ではここまで切り抜くことはできません。




ただ、繊細過ぎてちょっとよそよそしい印象を受けるきらいがあるのが、レーザーカットの弱点かも知れません。






説明書が組む人の目線で書かれており、悩みそうなところはちゃんと裏側から見た時の位置関係まで書かれているので、ちゃんと読めばまず間違いなく組める点で好感が持てます。
申し訳ないですが、某レーザーカット建物を多く出すメーカー製品では結構ストレスが溜まります。そちらのキットとこのキットではちょっとした気遣いなのだと思いますが、作り易さに大きな開きがあり、組んでていて楽しい!と久しぶりに感じました。



繊細なキットですが、非常に合いが良いので気持ちよく組め、2棟それぞれ一日ずつで殆ど形になりました。
あとは残り時間との勝負です。
つづく

Thursday, November 28, 2019

ビニールパッキンに包まれた新古車。

我が家にビニールパッキンに包まれたモノが届きました。



3つの分かれた袋、これはいったい何?




中身はこのようなものでした。
機関車本体は上下バラバラ、ビスなど付属品無という状態でヤフオクに出ていたものですが中村精密製の輸出品で、その出来はなかなかのものです。
どうも前所有者は塗装をした時点で放置されたようで、ところどころ塗装が剥げたりしていますが状態はおおむね良好。
バラバラだったおかげであまり競ることもなく通常相場の半分以下という、お安い値段で手に入れられました。




ねじさえ調達すればすぐに完成しそうな状態です。

488 17.9.5 Chama

この機関車は一昨年に実機を見ることが叶った、D&RGWのK-36形機関車です。

488 17.9.5 Cumbles
480 17.9.6 Silverton

実機が見れた以上、モデルでも手元に置きたくなるのは人情。
車番をどれにするか楽しみです。

Wednesday, November 27, 2019

能勢電鉄のリバーサル画像から

能勢電鉄は大阪時代の子供の頃に遠足で乗車したことがあります。
当時の記憶は殆どありませんが、高いところを鉄橋で渡っていたという記憶だけは残っています。
それからずいぶん経ってカメラを持って初めて行ったのは1980年、北陸地方の私鉄を回った後の残り一日で訪問した時のことでした。
当時は最新鋭が610系という、今では信じられないようなラインナップでした。
その姿はそれなりに記録したのですが、カラーの画像となると、なんと4カットしかありません。
それでは、そのカットがバッチリか?というとお恥ずかしい画像ばかりです。
記事自体は2013年に作ったのですが、公開するのも恥ずかしいと放置していましたが、最近はネタが枯渇気味なので恥を凌いでご覧に入れます。

524 80.3.16 一の鳥居ー平野
こちらは500形の5輌編成です。
500形は610系に押されて脇役になりつつありましたが、まだまだ矍鑠とした姿で活躍をしておりました。
小型車が5輌つながって走るというのは別の意味で迫力あります。

610 80.3.16 一の鳥居ー平野

こちらは主力の610系のトップナンバーです。
610系には製造時期でいくつかのバリエーションがありましたが、こちらは非貫通の初期タイプです。

324 80.3.16 平野

平野車庫でみた320形です。
支線用で活躍、一部は休車状態でしたが写真の車輌は綺麗に整備されています。
黄色いステップがインパクトあります。

51 80.3.16 川西能勢口

最後は国鉄線との区間運転用の50形です。
ひょろひょろとした場末感のある路線というのが幼いころの記憶でしたが、この時見た雰囲気はずいぶんと変わっていましたが、今はその面影さえありません。
50、60形についてはこちらもどうぞ
https://tsurikakedensha.blogspot.com/2013/10/blog-post_837.html


お粗末様でした。

Tuesday, November 26, 2019

週末は『鉄道模型アートマルシェ』に出展します。

この週末の日曜日と月曜日は吉祥寺で開催される『鉄道模型アートマルシェ』に出展します。



アートマルシェは九品仏で二回、吉祥寺では今回が二回目になります。




今回は城東電軌の秋葉線電車とその沿線風景のジオラマを一つ製作中で、出品予定です。



もう一つは『東京の看板建築』です。
ただいまこれも最後の仕上げ中です。

これ以外ではChitetsuブランド商品の販売とか若干ジャンクの販売もしようかと思っています。

よろしければお越しください。
日程は土日ではなく日月です。
お間違えの無いようにお気を付けください。

Sunday, November 24, 2019

西武多摩川線 多磨駅

西武多摩川線の続編に戻ります。
新宿に向かうの大回りして多摩川線を見てきた理由は多磨駅がどうなっているかが気になったためでした。


19.11.6 多磨

既にSNSなどで多磨駅が一線スルー化された、とは聞いていたのですが、なぜか駅舎側の線路が撤去されていたのも気になっていました。
確かに、駅舎反対側の線路が一直線なのはわかっていましたが、何故にわざわざ上下線とも構内踏切を渡るほうを残したのかが疑問でした。

19.11.6 多磨

駅舎側にトイレもあるので、撤去する側ホームも半分は残さざるを得ないという、中途半端状態です。
構内踏切には武蔵境ゆきは踏切鳴ったらもう乗れないから、これまでより2分前倒しして駅に来い、と書かれていました。

クハ1253 19.11.6 多磨

ワールドカップも終わったので、このステッカーもそろそろ剥がすのでしょうね。



完成予想図が出ていました。
橋上駅にしちゃうのですね。
バリアフリーだった駅が、随分と面倒なことになるのですね。
多磨霊園もちかく、お年寄り利用者も多そうな駅なのに、果たしてこれは改良なのでしょうか?


クハ1248 18.6.28 多磨
ちょっと前までの多磨駅です。
確かに前後の駅で交換するので、交換設備はいらないのですが。

クハ1247 18.6.28 多磨

ちょっと不思議な駅改良と思いました。


Saturday, November 23, 2019

またもや、悲報です。

つい最近クラッシックストーリーの山川良一さんの悲報をお伝えしましたが、昨日新たな悲報を聞きました。

グループ軌道線の中澤 寛さんがご逝去されたそうです。




中澤さんと言えば、路面電車の扉の開閉をDCC制御で行った車輌を多く作られている方として有名かと思います。
私も毎年関東合運や静岡グランシップなどではその新作を見るのが楽しみでした。



こちらは本年10月の関東合運で拝見した西鉄561形の姿です。



その構造を解説したパネルも用意されており、来年三月の池袋では完成させた姿を見せられるだろうとのお話で、その折には記事を書かせてください!とお願いして快諾を得ておりました。
製作途中の画像もいただいており、その精度に対するこだわりは尋常ならざるものを感じました。またその完成が楽しみでありました。
11月に渡米するお話もその時に聞いており、よもやその渡米先で客死されるとは夢にも思いませんでした。



こちらは2015年のNMRAに出品してトラクション部門で一位を獲得された時の画像です。



一等賞を獲得した京王301形のアップです。
リベットはインレタを転写したもので、その出来に驚いたものでした。
もちろん、このようにドアは開閉し、内装・照明もばっちりです。



中澤さんと言えば、その組み立て式レイアウト『ホイホイ』もお馴染みでした。
この旧曲線を軽快に走る姿は毎度ながら感心したものです。

山川良一さんの訃報、原鉄道模型博物館の針谷館長代理のお別れ会とあわせてこの一週間強でお三方も鉄道関係の知り合いとお別れをすることになってしまいました。

急な訃報に接し驚くばかりですが、ここに謹んでお悔やみを申し上げます。


Friday, November 22, 2019

赤と黄色だけの西武多摩川線

先日所用で新宿に行くとき、大迂回して西武多摩川線に立ち寄りました。

19.11.6 東中野

目的地は東中野からたった二駅なのに、逆方向の電車に乗ります。


19.11.6 武蔵境
武蔵境駅前は樹木が多くて良い感じの駅と思います。


19.11.6 武蔵境

駅そばの大学の洋館も久しぶりに見学。


19.11.6 武蔵境

ホームに上がると赤い電車がお待ちかね。

19.11.6 新小金井

新小金井駅で途中下車します。
東京郊外の古い駅スタイルを良く残した駅です。

19.11.6 新小金井

19.11.6 新小金井
やって来るのは赤と黄色だけ。
幸せなことです。

19.11.6 白糸台ー競艇場前


こうなると、こういう贅沢撮影も可能ですね。

19.11.6 白糸台ー競艇場前

お顔もうまく撮れました。

この後は京王線で新宿へと向かいました。