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Wednesday, September 18, 2019

今となっては不思議な塗装

国鉄民営化前後には各地で様々な試験塗装や暫定塗装が出現して驚いたものです。


88.8.2 陸中川井ー腹帯

これは盛岡地区で実施されたタラコ色に帯を入れた暫定塗装です。
なんだかとってつけた感が拭えません。
それでもあまり奇をてらっていない分、良いほうかと思います。

88.8.2 陸中川井ー腹帯

盛岡色が決まるまでのまさに暫定塗装で、しばらくしてこのカラーリングは消滅しました。

4 comments:

すぎたま said...

当時の雑誌報道によれば、既に盛岡色は白に赤帯と決まっており、全検回帰が遠い車輌については、この「塗装」を施したとあったと記憶しています。
つまり、全検が近い車輌はタラコのままにしておき、入場とともに盛岡色に。全検が遠い車輌は白帯をほどこして、暫定色としたということかと。
ただ、帯を「塗装」するのは、意外と手間がかかりそうなので、もしかすると塗装ではなく、ステッカーだったのかもと思っています。

chitetsu said...

すぎたまさん
なるほどです。
確かに帯とはいえど、塗装はそれなりに手間かかりますよね。そのままタラコで全検まで走っても良かったのでは。

レサレサ said...

なんか私鉄にこういう色の電車がいた気がします。

個人的に「地味だが奇抜」と思ったのが、小田急ロマンスカー(30000系)の「縦塗りの赤帯」でしょうか。
普通電車のように前後に長いものの塗装は前後、縦方向に色違いがあるとすれば扉部分だけ色が違うとかで、それと無関係に斜めならまだしも横縞(長さと垂直方向)はまず入れません。
(リニューアル版では前後に赤帯を直してましたがなぜ最初からこうしないのか・・・)

chitetsu said...

レサレサさん
模型でも考え付きそうなカラーリングではありますね。
縦方向の塗分けというのはどうも鉄道車両には向かない気がします。