Saturday, July 27, 2019

阪和形電気機関車

先日三峰口に保存展示されていたED38が解体されたことはSNSなどで大きな話題になっていました。

ED38 1 19.5.2 三峰口

私も解体前にもう一回その最後の姿を見に行きました。
既に前照灯も撤去、ナンバープレートも無くなっていました。
阪和電鉄ロコ1000形は4輌中3輌が秩父鉄道に集結して活躍していました。


ED38 1 79.5.13 熊谷工場

こちらは40年前の1号機です。
未だ現役で点検中の様子です。
1号機が一番長寿だったようです。

ED38 2 79.5.13 熊谷工場

調子の悪かった2号機はすでに休車中。
奥には小田急から譲渡を受けた1800形が整備中です。

ED38 2 79.5.13 熊谷工場

2号機は部品取り扱いで、この翌年に廃車になっています。
ED38 3 79.5.13 大麻生

3号機は現役で貨物列車を牽引していました。
同じ日で全機が見られたことになります。
しかし、3号機も余命はそれほど長くなく1981年に廃車になっています。
近江鉄道に行ったロコ1101も解体されたので、阪和形機関車はすべてこの世から消えたことになります。


4 comments:

  1. モハメイドペーパーJuly 27, 2019 at 4:40 PM

     私も秩父の構内に止まっているのを辛うじて1枚撮っています。車体と台車の隙間が大きく、スタイルがいいのか悪いのかは微妙なところ。大きさの割に出力はそこそこでした。ロコ1101の方がスタイルはいいけど、出力は路面電車なみ。阪和は電車の方が大出力なんですね。

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  2. モハメイドペーパーさん
    確かにバランスが取れていない部分があって微妙なスタイルの機関車ですね。
    電車が俊足なのに機関車は鈍足っぽいですね。

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  3. 来年で阪和電鉄消滅から80年になる前に、残ってた阪和の車輌が2輌共消滅してのは残念でした。ED38はワールド工芸の製品で残すことにします。

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  4. 高橋さん
    どちらの機関車も折角ここまで生き永らえたのに・・・残念ですね。
    阪和電鉄消滅から80年ですか・・・。
    随分経ってしまったのですね。

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