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Monday, May 6, 2019

残念なこと。

この10連休を利用して、連休明けには解体されてしまうという三峰口の車輌達を見てきました。

19.5.2 玉淀ー鉢形

行きがけにはちょっと8000系をチェック。
これもリバイバル塗装ですね。

19.5.2 三峰口
三峰口駅に到着しました。

19.5.2 車両公園の案内

駅前に掲示された車両公園の案内。
蒸気機関車が折り返すまでの時間つぶしも兼ねて作られたそうですが、雨ざらしでは長く持つわけもありません。
現在一部の車輌は屋根も落ちて危険な状態にさえなってしまっています。
連休明けから解体されて、新たな施設が作られるそうですが・・・・。

19.5.2 三峰口
 鉄道車輌公園の入り口です。
ここから見た分にはそんなに傷んでもないようですが。。。

クハニ29 19.5.2 三峰口

あ~、こんな状態です。
半鋼製の電車はテキメンにやられてしまいます。
やはり屋根が木であることが致命的ですね。
残念です~。

クハニ29 08.5.22 三峰口

こちらは11年前の様子です。
少し傷んでいましたが、それなりにきれいでした。

ED381 08.5.22 三峰口

こちらは阪和の機関車です。

スム4023 19.5.2 三峰口

貨車の屋根を見るとそのことがよくわかってしまいます。

クハニ29 19.5.2 三峰口

この電車見るのもこれで最後。


19.5.2 三峰口

電気機関車には既に近づけませんでした。
線路の反対側からみた様子です。
既に前照灯もありません。

ED381 19.5.2 三峰口

阪和の名機も。。。

19.5.2 三峰口

今回の措置についてはいろいろ意見があるところでしょうから、何とも言えませんが当初から維持経費を見越しての保存ではなく、残っていたものをSLのお客さんの時間つぶし的施設として展示をした結果がこのようなことになったのでしょう。どなたかが書かれていましたが『館』とついた施設に収蔵された車両と『園』とついた施設に展示された車両とではその末路に随分と差がある気もします(青梅を除く・あくまで私見です)。
西の近江鉄道につづいての解体はどちらにしても残念なことです。



19.5.2 武州日野ー武州中川

そういう自分も電車で行かずに、車で行っているので言う権利はあまりなさそうです。
せめて、三峰口で切符買って駐車場代を払いましたが。。。。


19.5.2 三峯神社

三峰口まで行ったので、気分転換でこれまで行ったことのないパワースポット・三峯神社に参拝をしてきました。



令和の御朱印、いただきました。

12 comments:

Cedar said...

各地にある単なる客寄せ暇つぶし施設の1つですね。
産業資産という言葉がないのは、元号変わっても変わらないですね。

chitetsu said...

Cedarさん
残念ながらそういうことみたいですね~。
産業遺産については認識が低いのは相変わらずです。

モハメイドペーパー said...

 連休中に行こうと思っていたけど、もう末期的症状ですね。綺麗な頃、デキの車内も撮ったからよしとします。

レサレサ said...

皮肉な話ですが半鋼製車の朽ち果て具合見ると、キャンバス屋根の車両がどういう構造なのかよく分かりました。

ちなみに屋根が鋼製だとすさまじくタフな車両になるらしく、1900年製造の鉄製有蓋車(テワ1009)が今でも原型とどめて(ただし倉庫になってた上回りだけ)貨物鉄道博物館に置かれているそうです。

chitetsu said...

モハメイドペーパーさん
かなりひどい状態でした。
パット見ではそれほどではなさそうでも、手前のクハニは真ん中あたりの屋根が落ちかけていました。

chitetsu said...

レサレサさん
そうなんですよね。
スムの天井見るとその構造がよくわかったりしました。
やはり屋根が鋼板だと持ちが全然違いますね。

taiitis said...

貨車の保存は珍しいことなので約30年前に行ったことがあります。
それ以来行っていないので参考になりました。
屋根(といっても京王れーるらんどみたいな)があればここまで風化しなかったと思いますが、残念です。
デキ1やED38はダメですか。もったいないです。

熊谷工場の中に留置されている車両の方がまだましなような気がします。


三峯神社へ向かうのにロープウェイがありましたが、廃止されて不便を感じていましたがどうでしたか。

伊豆之国 said...

秩父鉄道の三峰方面は、多分昭和40年代、西武秩父線ができて間もない頃に乗ったきりなので、あまり印象に残っていないのですが、ロープウェイに乗って三峯神社にお参りしたことだけは確かに覚えています。
保存車両の荒廃ぶり、長電の信濃川田と似たり寄ったりですね。秩鉄と同じくセメント輸送で栄えている三岐には立派な保存館があり、特定の日だけ公開しているのと比べると、その落差は恐ろしい…。
でも、見た目には観光路線としてにぎわっているように見える長崎電軌でさえ、古い車両を維持できず処分せざるを得ない、と言う状況を見ると、地方の中小私鉄の現状はどこも想像以上に厳しいのでしょうか。

chitetsu said...

taiitis さん
電気機関車2両は貴重ですよね。
近江に続いて残念なことです。
保管・展示しても時間がたつと持て余す・・・。
日本では結局はこうなってしまうのでしょうか。

chitetsu said...

伊豆之国 さん
経営的に考えるとどこも厳しいので、このような選択になってしまうのでしょうね。
琴電もついにレトロ電車引退のようで、ここにきてこのような動きが多くなっているのが悲しいです。

transit said...


三峰口の車両達も解体されるのですね。
暫く前に訪れた際はデハ107のKS系台車や、ED38他各車の細部等もゆっくり観察することが出来たのですが、クハニもスムも既にかなり荒れた状態で将来が心配されました。
元阪和の機関車はPRRのo-1あるいはp-5,POのbb300等に代表されるスマートな流線形を採用した車体,
図鑑等でも見られる国産電気機関車の変遷を辿る上で欠かせない車輛であると思います。
少し以前の大宮の保管車もそうでしたが、近江の電機群共々、動く事も無いとは云え1世紀近く生きてきた車両達が今ここに来て解体される事が残念でなりません。
兎角偶像視されがちな蒸気機関車と違い、哀れな末路を辿ることの多い電気車輛というのは、世界共通の現象
なのかも知れませんね。

chitetsu said...

transit さん
なぜか今年はこのような話題が多く聞かれるのが残念です。
蒸気機関車以外はやはり軽視されているというのは間違えないですね。
欧米の状況を見るにつけ残念です。