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Sunday, September 2, 2018

野上電鉄 紀伊野上駅

重根と共に交換駅として機能していたのが紀伊野上駅です。

93.6.27 紀伊野上





朝の紀伊野上駅での交換シーンです。

90.8.3 紀伊野上

駅舎正面。
質素な造りです。

90.8.3 紀伊野上

ホーム側から見た駅舎です。
朝夕は駅員がいて列車の交換がありましたが、昼間は無人とし、閉塞を併合して「閉塞の昼寝」が行われていました。
そのあたりの話は鉄道ピクトリアル最新号でも紹介されています。

90.8.3 紀伊野上

下りホーム。
ホームが未舗装なので、土埃が駅舎にかなりかかっているのもこの時代ではほかの鉄道では見ることができない光景でした。
92.10.15 紀伊野上

上りホーム待合室。

ト11 90.8.3 紀伊野上

側線に止まっていたバラスト満載のト11。

6 comments:

Cedar said...

この駅もいいですよね。枕木方向に設置された駅名票は野上独特のものでしたね。

のどあめ said...

一連の野上電鉄シリーズ。興味深く拝見しております。
私が高校生の時に訪れて、地方電化私鉄にハマるきっかけを作ってくれた野上電鉄。
でも、その半年後に廃線、解散になってしまいました。
連絡口から登山口まで一往復しただけでしたが、今でも強烈な印象に残っています。
後年、吊りかけ電車に関わりたくて某路面電車の会社に入るきっかけを作ってくれた野上電鉄さまさまです。
未舗装のホームに建てられた駅舎では側面が埃がかるとか、Chitetuさんのご指摘、なるほど、参考になります。(なかなか実践はできないけど…)

すぎたま said...

ト1形貨車、あやしい雰囲気ですね~(笑)。
バッファー穴、アライアンスの輸入自連。側梁が奥まっているのか、それとも無いのか、あおり戸受けがそれなのかよくわからない構造…。
砂利輸送用なのか、積み荷が載っているのがまた面白いですね。
結局鉄道省初代ト1形の購入車なんでしょうかね。不思議です。

chitetsu said...

Cedarさん
この駅も良くまとまった駅でした。
この駅は他の駅と違って、共通設計の野上タイプの駅舎ではなかったのも特徴でした。

chitetsu said...

のどあめさん
読んでいただき、ありがとうございます。
再末期は断末魔のような状態でしたので、もう少し早い時期を体験されたら更に魅力を感じられたと思います。
実際の鉄道に接することがきっかけで仕事を選ばれたというのも嬉しいことですね。
これからもよろしくお願いします。

chitetsu said...

すぎたまさん
ト1形、過去の来歴は興味ありますね。
かなりの年季ものですから、いろいろな歴史がありそうですね。
この貨車の用途は保線用でしょう。