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Wednesday, September 12, 2018

福島交通探訪 その4 伊達橋

福島交通軌道線の廃線跡探訪、今回は長岡分岐点から保原へと向かいます。



長岡分岐点を右に曲がって国道4号線バイパスを越えると伊達橋を渡ります。
ここまでの区間は想像以上に接近しているのが意外でした。
伊達橋までの区間は遺構が集中している区間です。

18.9.3 伊達橋

そして、伊達橋です。
新しい橋が脇にかけられているので、以前の併用橋は現在人道橋として活用されています。
こうやって電車を撮ればまさに当時の風景がよみがえります。


18.9.3 伊達橋

イギリス製で鉄道省から払い下げを受けたポニートラスで構成された橋は美しいです。
途中のワーレントラス橋はポニートラス橋二つを継ぎ足して作ったものだそうです。

18.9.3 伊達橋

電車が走っていた時代の写真が橋の袂に掲示されていました。

18.9.3 伊達橋

トラス橋上部には電車時代の碍子を止めていた穴が今も残っています。


18.9.3 伊達橋

保原方はトラス橋が足らずにガーダー橋を追加したそうです。
ただ、このガーダー橋は鉄道時代のものかわかりません。
その奥のワーレントラス橋は鉄道廃止後の洪水で流されて架け替えられたものだそうです。それまでは福島方同様にポニートラス橋×3連でした。
わかりやすい遺構を見れて気分も高まってきました。
次回は保原に向かいます。

2 comments:

こてはし鉄道 said...

最初の写真 びっくり!! よ~くカラーで残っていたなぁ~ と 一瞬 感じてしまいました。 (笑)

chitetsu said...

こてはし鉄道さん
最初の写真、インパクトありますね。
当時のカラー写真はやはり貴重ですね。
1967年当時は未舗装が思った以上に多かったのですね。