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Tuesday, July 10, 2018

しつこくもう一回、LSEラストランを見に行く。

LSEことデハ7000形の定期運用は遂に今日7月10日が最終日です。
前回見納めのような記事を書きましたが、やはりもう一回LSEを見たくなって最後の週末にしつこくもう一回ラストランを見に行ってしまいました。
前回の記事はこちら
http://tsurikakedensha.blogspot.com/2018/06/blog-post_28.html




こんな最終の週末に行ったら、沿線大騒ぎ必至なのに、行ってしまう性はどうにもなりません。
この電車が無くなったら、小田急線自体写真を撮る目的では今後行くことが無くなるような気もしたので、小田急線お電車撮影総決算を兼ねてあまり気負わずに行くこととしました。

デハ7004 18.7.8 参宮橋

まずは送り込み回送を安直に早朝の参宮橋のホームで。

18.7.8 参宮橋
駅をおります。
日曜の朝らしくのんびりムードで、徹夜したお兄さんも寝ていました。

デハ7804 18.7.8 参宮橋

そしてはこね1号を駅のそばで待ち受けます。
折角なら最後は新宿をバックに撮ってみたかったわけです。

デハ301 18.7.8 山下

目的車輌が箱根に行ってしまったら、当分暇です。
ふと思いついて世田谷線に寄ってみました。
運良くたまでんカラーが来ました。

朝食

豪徳寺の駅前ファミレスでゆっくり朝食を食べて、本読みます。

18.7.8 百合ヶ丘ー読売ランド前

戻りの上り・はこね4号は以前から行ってみたかった百合ヶ丘手前の下り坂で待つことにしました。

デハ7004 18.7.8 百合ヶ丘ー読売ランド前

まずは、無難に撮れました。

デハ7804 18.7.8 百合ヶ丘ー新百合ヶ丘

そして、二往復目の下りのはこね57号。
ちょっと苦しいアングルですが、何とかなりました。

またもや大休憩

またもや当分来ませんので、新百合ヶ丘の喫茶店で大休止。
撮った写真見たり本読みながらまったりと時間をつぶします。

 18.7.8 鶴川

そして次に向かったのは鶴川です。
ここからトンネルまでの区間は一回来てみたかった場所です。


デハ7004 18.7.8 鶴川ー玉川学園前

二往復目戻りのはこね14号は有名な鶴川の踏切付近で。
ワンパターンな気もしますが、なんとなく冒険もしたくなくてここで落ち着きました。


クハ1094 18.7.8 鶴川ー玉川学園前

最後の一本はここで、と思っていましたがすでに先客がいらしてちょっと無理そう。
鶴川駅側にとぼとぼ戻ります。


どちらも18.7.8 鶴川ー玉川学園前

架線柱ウオッチングなどして暇をつぶします。
小田急線は開業時以来の姿を留めるタイプの架線柱が多いのが魅力的です。

デハ7804 18.7.8 鶴川ー玉川学園前

そして、締めの予定の三往復目・下りのはこね23号は何となく妥協の産物のような場所になった上に、被ってしまいました嗚呼。

デハ7004 18.7.8 鶴川ー玉川学園前

というわけで、これにておしまいです。
今度こそバイバイ、LSE。


登場時の画像が見つかりましたので、ちょっと回顧編です。

デハ7801 81.11.14 登戸―和泉多摩川

 1980年登場の第一編成。
生まれて11か月目の姿ということになります。
この姿を始めて撮ったのは多摩川の橋でした。
ここはご存知のようにのんびりした雰囲気から複々線化工事で今は激変していますね。

デハ7802 82.7.24 成城学園前

1981年増備された第二編成。
これまた激変の成城学園前です。
この編成が一番早く2010年に引退しています。
最近は登場時を知っている車輌の引退が当たり前になっていることに歳を感じてしまいます。
物心つく前から走っていた車輌の引退とはまた違う、同時代を生きてきたという感覚があり、ちょっとショックなものですね。

18.7.8 新宿

新宿に戻ったらこれからの主役・GSEが発車待ちでした。

18.7.8 新宿

改めてお疲れさまでした、7000形電車。

10 comments:

Cedar said...

確かにLSEが消えたらわざわざ行かないですね。いよいよ電車は移動手段でしかなく趣味の対象でなくなってきますね。でも3000引退のときは押しかける人もいるんでしょうね。

モハメイドペーパー said...

そういわんと、これからも小田急とのお付き合いをお願いします。相模大野で特急車の分割併合とか、そこそこ見所もありますんで。

chitetsu said...

cedarさん
自分的にはこれでオバQ線はこれにて終了という感じです。
時代が流れたらまた感覚が変わるかもしれませんが(笑)。

chitetsu said...

モハメイドペーパーさん
いえいえ、乗る分にはこれからも楽しみたいです。
次は話題のGSEに乗って、箱根登山電車詣ででしょうか。

伊豆之国 said...

私も一昨日、7000系「LSE」の走る姿を見に来ました。平塚七夕祭り見物からの帰り、藤沢から町田に出て、着いたのが午後5時半頃。改札を出てふと特急の空席情報の表示盤を見ると、5時51分発の下り「はこね」号が「11両編成」で、車種を表すアイコンが「LSE」になっている!20分の待ち時間にデパ地下で夕食にする「マグロ丼」を買ってきて、駅北側の踏切へ。同じような人がもう一人いました。近くに幼い子供を連れた母親?がいて、その子が「こんな電車、乗りたいな~」と言っていたのが聞こえましたが、「でも、この電車、もう走らなくなるのよ」と言ってあげることができませんでした…。

hiro 3 said...

いつも拝見してます。7000系が、今日まで残れたのは。後輩の10000系Hiseが、バリアフリー対応に向かなかった。と言う理由で、7000系より先に廃車に追い込まれたのと。当時、展望車無しのロマンスカーが不評だったことから。のように思います。歴代ロマンスカーの中では、いちばんスマートで、スタイルが良いと思います。

chitetsu said...

伊豆之国 さん
最終日、平日にもかかわらず結構多くの方が最後の姿を見届けたようですね。
最後まで、乗りたい電車であり続けました。

chitetsu said...

hiro3さん
読んでいただき、ありがとうございます。
7000形が残った理由もある意味皮肉でしたね。
私も7000形が一番スタイル的にまとまっていたと思います。

ジモティー said...

NSE以来のウルトラ7ぽいロマンスカーも、ついに引退したんですね。寂しいな~。
幼児の頃以来、これらのロマンスカー特急「はこね」を見ると、ウルトラ7のテーマが脳内自動再生して困ってますが、自分の中では、小田急のロマンスカーと言ったらこの形と塗色なんですよね。
最後の歴代ロマンスカーのイラストは、バリエーションが豊富で、何となくウルトラマンシリーズの変貌歴みたいで良いですね。となると、GSEは、「セブンの息子のゼロだ!」って事になるんでしょうねw。

chitetsu said...

ジモティーさん
NSEとかは確かにウルトラのイメージありますね。
ロマンスカーらしいカラーリングの電車が無くなっちゃうのは残念です。
どなたかが書いていましたが、そのうちこのラッピングロマンスカーが出たりして。