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Friday, June 15, 2018

ウェールズの汽車旅 その10 ボストンロッジの工場見学

フェスティニオーグ鉄道の汽車旅は冷たい雨の中のオープンスパイラル撮影のせいで結構体が冷えました。
その冷えた体でしたが、帰り道にはポーツマドックの一つ手前のボストンロッジ駅近くにある工場に立ち寄りました。

ボストンロッジについてはからくりラボさんの記事にも詳しく出ています。
http://karatcreek.blog.so-net.ne.jp/2018-06-07


18.5.8 Boston Lodge(以下同じ)


まずは、列車から降ります。
この駅はリクエストストップ駅なので、事前に車掌さんに言っておかないと通過してしまいます。


 
工場の看板です。
この工場では一般的な車輌の検修にとどまらず、車輛の新製に至るまで総合的にこなすことが出来る設備を持っています。



入り口付近には使っているのか使っていないかわからない軌道があります。
右手は本線で規格が全然違います。
左手の線路に萌えました。





工場の機関庫前の様子です。
一癖ありそうな機関車がお休み中です。





工場の建物自体がみどころです。
手前に無造作に置かれた部品もモデラー心をゆさぶります。



こちらがボストンロッジ工場の事務所棟です。
水たまりのある手前の線路が良いです。
こんな水浸しの線路、模型にしたくなりました~。



工場のメイン建物全景です。




庫内の様子です。
写真は点検中のLINDAちゃん。
可愛い機関車です。



様々な機械が並んでいて、見飽きません。



こちらでは車輪を削っていますが、この車輪はトラム用のものだそうです。
他の鉄道からの委託業務もこなしているようです。



何気ない工作機械や工具入れなどにも萌えます。
今となってはこのような設備を自由に見れる機会はなかなかありません。
片っ端から写真を撮らせていただきました。



こちらは工場脇の機関庫。
年季の入った扉やドラム缶。
日本型でも応用可能な雰囲気です。



この機関庫を後ろ側から見たところ。
手前側は増築で少し新しいですが、後ろ側は相当な年季ものです。



別の車庫にはこれまたいっぱい機関車が秘蔵されていました。



工場見学中に本日最終の下り列車がやって来ました。
左右から機関士が身を乗り出してカーブを曲がってくる姿に魅了されました。




見学が終わるころには雨も止んできました。
工場入り口には半ば水没したターンテーブルが。
これは模型化したくなっちゃいます。



誰かこのシーンを作ってみませんか?

4 comments:

dazhao@北京 said...

久しぶりのコメントです。
とても雰囲気の良い工場ですね、行ってみたいなぁと思いました。
ところでリンクされていましたからくりラボさんの記事を見たのですが、この工場に北京郊外で活躍していたナロー蒸気が居たとはびっくりしました。
当時もかなりボロかったのですが車体の状態はあまりよくないようですね...

chitetsu said...

dazhao@北京 さん
こんにちは。
とれいん誌でのご活躍、拝見しました。
現地にはC4プロジェクトということで現在復元工事を行っている最中です。
肝心の機関車本体は見られず、放棄されたキャブなどしか見れませんでしたが、きっと数年後かに美しい姿で登場するのではないでしょうか。
この鉄道は今回の訪問の中でも一番魅力的な鉄道でありました。

モハメイドペーパー said...

 水没したターンテーブル、もう製作に着手しているのでは…。

chitetsu said...

モハメイドペーパーさん
さすがに・・・・未着手です。