古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

Thursday, March 15, 2018

80系電車、未掲載画像から

80系の本で未掲載に終わった画像から何点かピックアップしてみまし
クハ86068 77.6.5 金谷ー島田

東海道本線金谷付近をゆく下り列車です。
先頭のクハ86形は数少ない1954年製です。


クハ85309 79.7.18 原野ー宮ノ越

塩尻寄りには単線区間が存在していました。
汗をかきかき歩き回りました。


クハ86074 79.11.3 聖高原ー坂北

篠ノ井線聖高原付近を走る80系電車。


クハ86074 79.11.3 明科ー田沢

明科付近をゆく。

クハ86074 79.7.15 金山ー鶴舞

名古屋口では8輌編成で朝晩運用がありました。
この写真は朝の上り列車を近所のビルから撮ったものです。


クハ86074 79.11.4 上松ー倉本

寝覚ノ床付近を行くクハ86074。
こうやってみると偶然ですが同じ車番が多いです。


80.3.5 藪原ー奈良井

藪原から奈良井にかけての山越え区間。
駅から歩くとずいぶん時間がかかる場所でした。

5 comments:

原口 悟 said...

クハ86059,060は、本文中でも「昭和40年代中頃まで前面窓が木枠原型だった」との記述がありますが、「写真が見つからない車」として「我が心の飯田線掲示板」でも話題になりました。
目撃証言としては、昭和40年代中頃の静岡運転所在籍時代に、品川発着列車の運用に入っているのが目撃されたり、身延線の準急「白糸」に入っているのが目撃されており、特に品川発着列車は、積極的に利用していた方の「木枠原型だった」との証言もあるのですが、写真が全く見つかっていません。
写真が見つからないのは、中国地方への転属後も同様で、「Hゴム窓に改造されたかどうか」が不明です。岡山に転属したクハ86059は、他の0番台に類似したHゴム窓に改造された可能性が大ですが、広島から下関に転属したクハ86060は、角のRのきつい窓になった可能性が有ります。これは、昭和50年度に三鷹から広島に転入した「山スカ」クハ76型のうち、木枠原型だったクハ76036,051が、元の窓の形に近い角のRのきついHゴム窓に改造されたことが確認されているためで、クハ86060も同様の窓に改造された可能性が高いと考えられます。

 なお、品川発着運用に、静岡運転所に2両いた「クハ85型」は入ったことがあったのか、という疑問が出たのですが、上記の品川発着列車をよく利用していた方の話では「入ったのを見たことは無い」とのことで、意図的にクハ85型がよけられていた可能性が有るとのことでした。

モハ80027は、試運転時に全焼して復旧されたため、同時期の車とかなりの違いがあったことで有名ですが、更新時に「はり上げ屋根」を残していました。同時にデッキ上にベンチレーターが無いのも特徴で、この件も「我が心の飯田線掲示板」で話題になり、全焼からの復旧と何らかの関係があるのではないかと考えられました。

ジモティー said...

クハ85を初めて見たのは小学生の頃の東海道線袋井駅でした。
80系のクハと言えば2枚窓と思っていたので、103系みたいな顔に、当時はかなり違和感を感じてました。

今見るとATCクハ103みたいな高運転台ですが、当時の103系は、東海道山陽緩行や常磐快速などで、
既に100Km/hの高速運転を行っていたのに、踏切事故などに備えた高運転台ではなく、
1個ライトの低運車でしたが、何故そのまま103系原形車の顔を持って来て貼り付けなかったのか?
クハ86は低運転台だったのに。しかも中電の食パン顔は、当時既にクモユニ74がありましてが、
ヘッドライトは腰部に2つで、この顔とも違うし、大赤字を抱えた貧乏国鉄だったくせに、
何故標準化してコストを下げなかったのか疑問を感じます。
まあ中間車からの改造と言っても、クモハ113の3800番台と比べれば遙かにマシな顔ですが。

chitetsu said...

原口さん
クハ86059は昭和43年に東京駅で停車中の写真を確認しています。
今回は撮影者の連絡がつかなかったので掲載できませんでしたが、木枠で、クハ76の木枠車晩年と同じスタイルをしています。Hゴム化後の姿は残念ながら確認していません。

chitetsu said...

ジモティーさん
恐らく新たに作る運転台だと高運転台にしてくれ、とかの要望があったのでしょうね。
個人的には意外とあのお顔は嫌いではないです。
ヘッドライトが下になったら・・・それはちょっとかもですが(笑)。

モハ80373◆WKtiTNsW9Q said...

クハ86059に関しては、以前標準的な小型で四隅Rの大きいタイプでHゴムされている引退直前の1977年撮影の写真がネット上に公開され、TR45や木枠のままの戸袋窓などから、明確にそれと確認できました。現在は残念ながら検索しても見つかりません。
クハ86060に関しては、どうやらHゴム化はされたらしいのですが、写真はいまだ確認出来ておらず、最終的な姿は未だに不明ではあります。
当時、当該地区に電車に詳しい趣味人の方がおられたのも確かな中、あまり騒がれた様子もないので、真実を知れば普通に「平凡で少しガッカリ」という結果になるのではないかと考えてはいますが…。