今回は撮影時に何の目的で撮ったか今となっては分からない画像が他の用事で画像検索をしていたら出てきましたので、新春特番でご紹介します。
モハ101とモハ116 |
地鉄電車で記念すべき一号車・モハ101とモハ116を並べて撮ってみました。
モハ101は1980年製作ですので、既に車齢37年になります。
西武301系電車や小田急LSEなどと同級生です。
モハ101とモハ116 |
どちらも長野電鉄のモハ100形がプロトタイプですが、学生時代に作ったモハ101は自分なりの想いを入れて結構アレンジして作ったので、随分と印象が違います。
右のモハ116はレールロードのキットベースで2011年製作で、ほぼオリジナルの姿です。
新型ロマンスカー |
当線きってのロマンスカー、2100形です。
見ての通り、南海のズームカー改造です。
非冷房でダブルパンタは要らない・・・
のでしょうけど、格好良いので存置しました。
こちらも2011年の完成作品です。
非冷房化したズームカー |
ユートレの大井川転籍後のズームカーキットを非冷房化して、細部をいじっています。
『高価なキットを勿体無い・・・』という声が聞こえてきそうです・・・。
モハ2101の横顔 |
ズームカーに限らず、南海の電車は幕板が広いですね。
その印象をすこし軽減するため、塗り分けラインを高めにしました。
富山地鉄のモハ14770形の登場時あたりをイメージしたカラーリングです。
浦町駅で交換待ちのロマンスカー。
設定時代を考えると、この車輌が地鉄電車自社発注最後の新車になるかもしれませんね。
22 comments:
南海見てもこの何回、思い切ったなあ(かくばく)!
難解犬殿
自分以外の人は勿体無い!ときっと思っているでしょう、ね。
値段の安い高いや精密度の高低にかかわらず、キットを他の車両に変えてしまうのが粋人のなさることでしょう。
精密キットほど、車体の孔埋めなどの手間がかかったものと拝察します。
湘南顔、1段窓で幕板が広い。ということは京成の開運号(1600)と共通点があります。1600を2扉に改造すると、こんな感じになりそう。
ズームカーの一枚目は竣工時に当ブログで発表されていたと記憶しています。
このキットは私も秘蔵(笑)していますが、作るとなったらchitetsuさんの
地鉄電車と同じく「自鉄」の車両で昭和40年代の設定なので、冷房化は
どぉしたもんじゃろーのぉ~ ですw
こういう自由形化改造こそが妄想鉄の醍醐味ですね!
16番やってるころはこういうことばかり考えてました。
素晴らしいっす!
ゆうえん・こうじさん
様々なグレードのキットを違和感ないようにそろえるのは結構面倒ですね。
ご丁寧な穴ぼこが結構仇になったりしますね。
モハメイドペーパーさん
確かに京成開運号を塗り替えても似た感じかもですね。
丸窓鉄道管理局さん
そうでしたね。
すっかり本人忘れていました(笑)。
昭和40年代だと、かなり気鋭の経営者がいないとクーラーなしでしょうか?
Cedarさん
自由形の楽しみはここにあり!ですね。
自分の色に染めてゆく満足感がありますね。
1960年代の特急車というと冷房付きと冷房なしとに分かれていました。
設定されている地方鉄道は「冷房なし」で新造されたものと解釈します。
モハ101号電車の動力は床下モーターとインサイドギヤと当時のTMS(小型車両の製作)に出てましたが、今もそのままですか。
ロマンスカーですが、「湘南型前面」の雰囲気が「日車型ロマンスカー」を彷彿とさせ、塗装も「日車型ロマンスカー」である北陸鉄道の6010形「くたに号」に重なり、改造種車の南海ズームカー「らしさ」を覆い隠すのに役立っていると思います。
フリーランスの車を既製品から加工するときは、既製品の「会社の雰囲気」を覆い隠すのがけっこう難しいようで、広瀬晴一さんがHP「創作鉄道資料館」で、GREENMAXの京阪京津線電車キットからオリジナルの電車を作ろうとして、「どうしても京阪電車の雰囲気が消えなかった」とのことで製作を断念した、との話をしていました。京津線電車の場合は「幕板」が京阪らしさを強く主張しているとのことで、「京阪らしさ」を消すには幕板の修正が必須とのことでした。
taiitis さん
モハ101号は床下モーター、駆動のままです。
ある意味記念としていじっていません。
原口さん
オリジナルの雰囲気を覆い隠すのは結構難しいですね。
私もそれを断念した車輌も結構あります。
あとは割り切って、譲渡車設定という逃げ道があります。
そういえばモハ101号(202・203だったかも?)の製作記事に「屋根は小麦粉で処理した」とあったのですが、
これはその後経年変化はどのような感じなのでしょうか?
昔のTMSを見ていると「紙製ボディの繊維そのものがボロボロになってしまった」「荷重用に入れてあった鉛の粒が木工ボンドと反応して膨張、煙室が破裂した。」などとシャレにならん経年劣化をした人がいるので食品を使った場合どうなるのか少々気になりまして…
経年劣化ですが、プラ板から自作した車体がかなり深刻な劣化を起こすことがあるようです。
これも「創作鉄道資料館」の広瀬さんの話なのですが、1994年にTMSで数回にわたって連載された「神奈川電鉄を訪ねて」で紹介された車両のうち、プラ板から自作した車両が現在かなり劣化しているとのことです。特に屋根板や半流の前面等、大きなRをプラ板を曲げて製作したところが、長年にわたって応力がかかったために弾性復元が起こって接着がはがれたり、裏に補強を入れたところに沿って割れる現象が起こっているとのことです。
他に「劣化」に関係する話は、金属の「ダイキャスト」で、昭和40年代の模型のダイキャストが、合金が分離し、鉛か亜鉛が酸化して白い粉状に崩れた、という話をこれもTMSで見たことがあります。
レサレサさん
お問い合わせの小麦粉を撒いた屋根ですが、現時点で変化はありません。
車体も特にペーパーの劣化やひび割れ等も見当たらなく、それほど全体的に変化は少ない感じです。
大した対策を講じていませんでしたが、ペーパーでも結構持つものですね。
原口さん
プラ板は劣化がひどいですね。
過去に作った例では、『山田』駅を覆う屋根についてプラの部材で組みましたが、かなりの反りが認められ何かしらの対策をしないとばらけてしまいそうです。
プラは作りやすい素材ですが、経年劣化はかなり覚悟が必要です。
ダイキャストのパーツは自分も折損した経験があります。
初めまして。こちらもにもお邪魔いたします。
citetsu 様の作品は、鉄道模型各誌でいつも惚れ惚れしながら眺めております。と同時に、どうしたらこんなに素晴らしいディテールが表現できるのかと驚いています。
なんて書くと、私も模型作りに携わっているかと思われるかもしれませんが、ズブの素人です。
いつかは自分でもと思いながらも、何からどうしていいのかさえわかりません。
一つだけ教えていただけないでしょうか? 作例の、たとえばオート三輪などはどこからどうしているのでしょうか? 80分の1のミニカー、特に昔の車両って、意外に見つからないので気になっていました。
差し障りない限りで教えていただけると嬉しいです。 図々しいかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
心は加賀人 さん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
オート三輪をはじめ懐かしい国産車の80分の1スケールミニカーはおっしゃる通り入手は難しいですね。
オート三輪は過去珊瑚模型から発売された完全な絶版物とカーコレで発売されたものなどです。
どちらも今は市場から消えて久しく、ヤフオクかなんかで入手するしかなさそうです。
先日、赤羽のヤマナカには食玩ですが、マツダのオート三輪が売っていましたよ。
ありがとうございます!
天上の方からのアドバイスをいただいた思いです。
私も頑張って、いつか大好きな北陸の田舎電車を机上にまとめてみたいと思います。
心は加賀人 さん
是非、北陸の田舎電車を再現してください!
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