私の趣味のキビシイ先輩、井澤伸雄さんが自費出版された本です。
井澤さんは、私の趣味の大先輩のお一人で、グループでレイアウトを製作、あわせて蒸気機関車を求めて全国を回っておられました。
私も高校生時代からそのグループの旅行・模型製作時に金魚の糞のように付いて行って趣味の世界のイロハを教えていただいた方のお一人です。
先輩の自費出版本 |
書名は「SL現役の頃」。
最初は「ゆうづる」。 |
最初は1967年の常磐線「ゆうづる」からスタートして時系列順に1974年秋まで、全国の蒸気機関車の活躍の姿を追った写真集です。
関東近郊の蒸気機関車 |
全120頁に亘って私の経験していない世界が展開してゆきます。
一回り近く違う井澤氏の辿った青春時代の世界が垣間見れる素敵な本です。
BeeBooksより発売です。
本の紹介、購入方法はこちらをどうぞ。
➡https://sites.google.com/site/slgenneki/
書店扱いは都内のみで、
紀伊国屋の本店と高島屋店、ジュンク堂は池袋、渋谷、吉祥寺店です。
6 comments:
「ゆうずる」じゃ無くて「ゆうづる」ですよ。
Pleiades さん
そうでした・・・・。
訂正しました。
『ゆうづる』・・・何と優美な名前でしょうか。
『天の川』、『月光』、『銀河』、『しおじ』、関西汽船の『くれない丸』や『むらさき丸』など、
昭和の頃の列車や船には綺麗な愛称名が多かったように思います。
それにしても、『スーパーXXX』とかスーパーマーケットみたいな名前やは止めて欲しいです。
『サザンクロス』なんかもかえって田舎臭く、『みずほ』にした方が余程九州らしくて優雅だと思います。
SLは子供の頃から余り身近ではなく、しかも運転室には工場みたいなバルブやゲージが沢山あり、
理解不能だったので、今一親しみが湧きませんでした。
しかし、元SL機関士の方が書いた手記を読むと、SL時代の特急は文字通り特別な存在で、
乗務員も専任のベテランに限られ、出区前から入念に釜焚きを行って全力運転へ万全の体制で望み、
当時急行列車が35Km/hで上っていた10パーミルの勾配を、特急は死にもの狂いの出力で、
60m/hで上っていたとありました。
それこそのんびり走る観光SL列車とは棲む世界が全然違う、特急『つばめ』や『かもめ』など、
幹線を全力運転するC62牽引の定期特急列車を味わってみたかったと、今になって思っています。
でも東海道や山陽線のSL特急なんて生まれる前のことで、物心ついた頃の特急『つばめ』は583系、
特急『かもめ』はキハ82だったのですが・・・。
ジモティーさん
ゆうづる、列車名もヘッドマークも良いですね。最後の蒸気機関車牽引の特急列車は、私にとっては夜明け前の世界ですが、素晴らしかったのでしょうね。
列車名も最近は安直なものが多くて残念ですね。
いまや「はしるんです」の天下の川越線の9600や一部区間がダムの下に沈んでしまった足尾線のC12重連等なつかしい限りです。貨物ダイヤも1970年の鉄道ファンの特集号が出るまでほとんどわからなかったです。撮影のご苦労がよくわかります。C62牽引の「ゆうづる」走っているところみたかったなあ。
toboさん
まさか当時はあんな長編成の電車が走っちゃうなんて思いもよらなかったですよね。
変貌は激しいですね。
わたしも「ゆうづる」、見たかったなあ。
Post a Comment