Saturday, March 5, 2016

中央線甲府付近のローカル電車

中央線甲府付近は甲府を中心に塩山から韮崎の間の区間列車が今も昔も設定されています。
このローカル電車には古くから1980年代初めまで身延線の電車が出稼ぎ運用で活躍をしていました。
今となっては別会社の身延線と中央東線ですが、国鉄時代はこのような運用形態は各地で見られました。

クモハ60802 80.3.3 東山梨ー塩山

クモハ60先頭の甲府ローカル電車。
この月のダイヤ改正でこの身延線の出稼ぎ運用は115系に置き換えられています。


クモハ60802 80.3.3 山梨市ー東山梨

ぶどう畑の複線区間を快走する身延線電車はそれなりに魅力的でした。

クモハ51808 78.7.17 別田ー石和

いかにも関西顔のクモハ51を先頭にした甲府ローカル電車。
身延線内では横サボのみで正面のサボは廃止されて久しかったのですが、誤乗車防止のためか中央東線運用では正面サボが掲出されていました。
実際に挿されたサボはご覧のように渡り板に阻まれて下半分が見えません。
この辺りのサービス感覚がやはり『国鉄』なのでした。

クハ47007 78.7.17 別田ー石和

こちらは確か別田駅のホームから撮ったものと記憶しています。
クハ47やはりサボが入っていた方が格好いいですね。

クモハ60814 78.4.30 酒折ー石和

こちらは関東型クモハ60を殿にした4連。
いつか模型で再現したいシーンです。

クハ47112 78.4.30 酒折ー石和

ぶどう畑をゆくクハ47。

4 comments:

  1. 丸妻3扉ロングシートのクモハ60と平妻2扉クロスシートのクハ47との凸凹編成が旧国らしくて楽しめました。

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  2. 三等急電さん
    やはり旧形国電の魅力はこの凸凹編成ですね。
    気動車にも似たような魅力があります。

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  3. こんばんは。
    中央本線も、まずは名古屋側が新しいステンレスの電車に揃えられ、そして東京側の通勤電車だけでなく、高尾から先も遂にはステンレス車ばかりになりました。お写真の時代が、本当に遠くなりました。
    吊り掛け電車が音を立てて観戦を疾走する姿は、ローカル線の長閑に鄙びた様子とも違って、迫力があったのではないでしょうか。
    甲府駅も機関区があって活気があったことと思いますし、今とはまた違った魅力があったのではないかと思います。
    お写真、楽しく拝見させて頂きました。
    風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/

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  4. 風旅記さん
    こんな電車が走っていたのもすでに30年を超える昔になってしまいました。
    同じ電車でも身延線を走る時とは走りっぷりも乗り心地も違いました。
    考えてみれば甲府の機関区も無くなってしまっているのですね。

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