そして、その大半が未だに蒸気機関車牽引の客車列車が走っているというのも、魅力的です。
どの路線もDB・ドイツ鉄道に引き継がれたものの不採算で切り離されて私鉄になっています。
そんな各線の中でも一番個人的に気になっていたのがモーリーと呼ばれる鉄道線で、狭い市街地を併用軌道で走る区間があり、そこを走る汽車をとにかく見たくて最初に訪問する事にしました。
ここモーリー鉄道はその筋では有名な路線で、ネットで検索するといくつも訪問記があり大変参考になりました。
場所はアクセス面ではちょっと不便で、ベルリンから列車を乗り継いで約4時間、バルト湾を望む所にあります。
15.7.9 Bad Doberan Stadmitte |
乗り換え駅のバードドーベランから数百メートル走ると市街地に差し掛かります。
こちらがその路面区間の始まり部分の様子です。
そして、左手のホテル・バードドーベランホフに宿泊しました。
まさに線路の真ん前と鉄には絶好のロケーションです!
そしてこの場所、実は駅なのです!
15.7.9 Bad Doberan Stadmitte |
こちらの看板が駅名標です。
まさに路面電車の電停のようです。
ホームは特になく、あえて言うなら歩道がちょっとそんな役目をしている程度です。
15.7.9 Bad Doberan Stadmitte |
早朝の雰囲気も良いです。
15.7.8 Bad Doberan Stadmitte |
こちらが、見たかった路面蒸気列車です。
わが目で見ても、この風景はちょっと信じられません。
15.7.9 Bad Doberan Stadmitte |
車もすれ違えないぐらいの狭い道を鐘を鳴らしながらやって来ます。
それも、これが一時間ヘッド、つまりこの場所を30分に1本は列車が通過するのですから、びっくりであります。
15.7.9 Bad Doberan Stadmitte |
狭い街並みを抜けて国道との踏切に出てきた列車。
が面奥が併用軌道区間です。
まさに、現在の風景とは思えない光景が日常的に展開されているのでした。
6 comments:
観光用ではなく、日常的に走っているが凄い。機関車はかなり大型のようですね。
昔、何かのサイトか本かでこの鉄道を見たことがありますが、最後の三枚を見ていると予想以上に狭い道を通っていくみたいですね。しかも停留場兼のホテル。
蒸気に興味が薄い私でもイキたくなります。
羨ましくて羨ましすぎます!
古い街並みの真ん中を行く非電化ナローは、やはりここでしたね。
BS放送の番組を録画して何度か見ました。
沿線のハイリゲンダムがサミットの開催地になり、世界的に有名になったらしいですね。
日本ではお目にかかれな光景を、この目で見てみたいものです。
モハメイドペーパーさん
日常的に走っているのがやはり魅力ですね。
機関車はナローとは言え大きく、整備重量で50t超えるそうです。
品じぃさん
私も基本電車屋ですが、これは例外、堪らんです〜!
元・いきもの部長さん
ここは汽車好きには有名な路線のようです。
よもやこんな路線の途中駅付近でサミットが行なわれるとはビックリです〜。
今度の日本のサミットは志摩だそうですね。
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