古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

Sunday, June 28, 2015

江ノ電 稲村ケ崎から極楽寺の併用軌道

先日のあじさいの江ノ電訪問でも行ってきた稲村ケ崎から極楽寺の間の併用軌道。
その時の記事はこちら➡300形会いに江ノ電へ

本日は、それから21年前の同じ場所の様子を見てみます。


304 94.11.23 稲村ケ崎ー極楽寺

304編成が走り去ります。
電車は変わっても基本的には今も昔も変わらない風景です。

305 94.11.23 稲村ケ崎ー極楽寺

今も現役の305編成。

1201 94.11.23 稲村ケ崎ー極楽寺

もう一歩手前に引いて撮ったのがこちら。
こちらの電車の奥の建物が本日の主人公です。

94.11.23 稲村ケ崎ー極楽寺

上の写真の電車の奥に建つ建物が大変気に入りました。
このお店は線路を挟んだところに立地しています。

94.11.23 稲村ケ崎ー極楽寺

正に、お店の玄関が線路状態で、このようなシュチーションはこの時初めて見て、いたく感動しました。

94.11.23 稲村ケ崎ー極楽寺

お店から外を見るとこんな感じで、正にお店の軒先を電車が走っています。
どうもこの酒屋さんが線路を挟んで両側にお店を構えていたようです。
現在、この建物は解体されて、普通の民家に変わってしまっています。

94.11.23 稲村ケ崎ー極楽寺

向かいの酒屋さん。
こちらは、今も健在です。

352 94.11.23 稲村ケ崎ー極楽寺

路面電車の雰囲気を色濃く残す302編成がそのお店の軒先を掠めて走ります。


552 94.11.23 稲村ケ崎ー極楽寺

この場所は、いつ行っても良い風景です。
これからも風景が変わりませんように。

4 comments:

宵闇 said...

この場所もしょっちゅう通っていましたが、まさかこんな味わいのある店舗があったなんて気が付きませんでした。
304や501が吊り掛けだった頃は駅で何本か見送ってまで待ったものですが、カルダンに改造された途端最後まで見向きもしなくなりました。
やっぱり旧型電車はカルダンに改造されるより、吊り掛けのままの方が良いですね。

chitetsu said...

宵闇さん
私もここは何回か電車で通っていたものの、気づきませんでした。
この店舗は味わいがありました。
箱根登山の電車もそうですが、古い車体でカルダンの音がするのは違和感がありますね。

三等急電 said...

稲村ケ崎~極楽寺の併用軌道はお気に入りの場所の一つで何度か出かけました。
他の場所のようにガードレールが設置されていない点が良いですね。
304編成は贔屓の車輛だったのですが、2灯化後はおでこの広さが目立ち305編成の方がお気に入りになりました。
ところで、鉄道模型関連番組情報です。
NHKBSプレミアム 6月29日(月) 午後7:00~7:30 TOKYOディープ!「マダムと鉄道と大自然 二子玉川」
番組内容にある昭和で時が止まった鉄道模型店は「いさみや」ではないでしょうか。
http://www4.nhk.or.jp/tokyodeep/
NHKBSプレミアム 7月2日(木) 午前11:45~11:55 This is HV「時空を越えて~鉄道模型の世界」
chitetsu さんの作品も最後に紹介されます。
宣伝したから受信料をタダにしてください、NHKさん。

chitetsu said...

元・いきもの部長さん
この区間は多分改修しようにもできないのでしょうね。
お気に入りの場所です。
旧型電車は前照灯二灯化でスタイルを崩しちゃいましたね。
NHKの情報、ありがとうございました。